文化祭を一週間後に控えた夜見月高校。準備で下校が遅くなった早宮功たちが帰宅しようとしたところ大地震が発生した。山奥に位置する夜見月高校は交通と通信の手段を失い、陸の孤島となってしまう。周囲には触れるだけで痛みが走る正体不明の霧も発生、功た…

隣の教室から、カンニングはできるのか。どうして他人宛の郵便物がバラバラの手段で届くのか。お茶会に招かれた姉の恋人が雛飾りを見て逃げ帰ったわけは。高校生のさとみと俳人の花鳥先生が挑む日常の謎。 第9回角川学園小説小説大賞優秀賞受賞作。以前、「…

10月中旬分です。 11日。 坂木司 『動物園の鳥』 創元推理文庫 あさのあつこ 『バッテリー ５』 角川文庫 築地俊彦 『ときむすび』 ファミ通文庫 新井輝 『Ｒｏｏｍ Ｎｏ．１３０１ ＃３ 同居人はロマンティック？』 富士見ミステリー文庫 新井輝 『Ｒｏｏｍ…

神奈川県で連続する児童殺害事件。進展しない捜査に痺れを切らした県警幹部は、左遷されていた男を呼び戻した。巻島史彦。かつて「ヤングマン」と呼ばれた彼が捜査責任者として命じられたのは劇場型捜査。彼が自らテレビニュースに登場し、犯人に呼びかける…

小田和正さんとゆずが「ゆずおだ」というユニットを組み、シングル「クリスマスの約束」を11月29日に出すそうです。「大好きな君に」「いつか」の「ゆずおだ」バージョンも同時収録。 http://www.daily.co.jp/gossip/2006/10/10/0000135196.shtml http://hoc…

10月上旬の買い物をまとめて。 2日。 三浦勇雄 『エトセトラ上等。』 MF文庫J 乙一 『失踪ＨＯＬＩＤＡＹ』 角川スニーカー文庫 浅井ラボ 『ＴＯＹ ＪＯＹ ＰＯＰ』 HJ文庫 6日。 東野圭吾 『手紙』 文春文庫 樋口有介 『枯葉色グッドバイ』 文春文庫 9日。 …

先日の続報。なんだかすっかり東京創元社のまわしもの状態です。 先日は11月に発売となる谷原秋桜子さんの『天使が開けた密室』に文庫未収録だった短編「たった、二十九分の誘拐」が収録されるというところまでだったのですが、今日更新された東京創元社のHP…

「夏の1冊・2006」として9月末までに読む予定で挙げていた5作のうち、ついに残してしまっていた伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ (新潮文庫)』です。 泉水と春は半分しか血の繋がらない兄弟。春は母親が性犯罪に遭い身籠った子供だった。ある日、泉水が勤める遺…

久しぶりに図書館へ行きました。 市町村合併に伴うシステム統合のために１ヶ月ほど休館していて、１日に開館したばかり。昨日は月曜日でお休みなので、実質２日目です。 まず古い貸出カードを新しいものに交換し、館内の端末で仮パスワードを正式なパスワー…

9月は5作品6冊でした。あいかわらず低空飛行。上旬はそれなりのペースで読んでいるので、やはり仕事が忙しくなる下旬がポイント。9月は中旬も忙しかったので・・・ 9/2 若竹七海 『猫島ハウスの騒動』 9/5 雫井脩介 『クローズド・ノート』 9/10 北村薫 『ひ…

8/1に宣言した「夏の1冊」。読了期限は9/30でした。 角川文庫「発見。夏の100冊」から、乙一『ＧＯＴＨ 夜の章』『ＧＯＴＨ 僕の章』。 新潮文庫「新潮文庫の100冊」から、伊坂幸太郎『重力ピエロ』。 集英社文庫「ナツイチ」から、真保裕一『誘拐の果実（上…

購入予定 10/6 東野圭吾 『手紙』 文春文庫 10/6 樋口有介 『枯葉色グッドバイ』 文春文庫 10/11 坂木司 『動物園の鳥』 創元推理文庫 10/12 森博嗣 『ＺＯＫＵ』 光文社文庫 10/12 柴田よしき 『時の鐘を君と鳴らそう』 光文社文庫 10/13 あさのあつこ 『Ｎ…

先日とりあげた谷原秋桜子さんの『天使が開けた密室』の創元推理文庫版ですが、更新された東京創元社の近刊案内によると、文庫未収録の短編「たった、二十九分の誘拐（月刊ドラゴンマガジン 2001年10月号増刊掲載）」も収録されているようです。 ちょっとう…

今日はブックオフをハシゴしました。 新井輝 『Ｒｏｏｍ Ｎｏ．１３０１ ＃６ お姉さまはストイック！』 富士見ミステリー文庫 枯野瑛 『魔法遣いに大切なこと ３ 夢色に染まる秋天の下で 』 富士見ミステリー文庫 桜庭一樹 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない…

20日 夏緑 『静寂の森の殺人 理央の科学捜査ファイル』 富士見ミステリー文庫 夏緑 『そして私が消えてゆく 理央の科学捜査ファイル３』 富士見ミステリー文庫 乙一 『ＺＯＯ １』 集英社文庫 乙一 『ＺＯＯ ２』 集英社文庫 はやみねかおる 『そして五人が…

第3回本格ミステリ大賞を受賞した『ＧＯＴＨ リストカット事件』。文庫化にあたって『GOTH 夜の章 (角川文庫)』『GOTH 僕の章 (角川文庫)』の2冊に分冊されました。しかしこの薄さ、分冊する必要があったのでしょうか。 「僕」のクラスメイト森野夜は人を寄…

先日、某大型古書店の100円コーナーで気になる本を見つけました。 谷原秋桜子さんの『龍の館の秘密』（富士見ミステリー文庫）です。 実はこの人の本を手に取ったのは初めてで、そもそもつい最近まで知りませんでした。 15日に送られてきた東京創元社のメル…

11日。 あさのあつこ 『Ｔｈｅ ｍａｎｚａｉ ３』 ピュアフル文庫 アンソロジー 『告白。』 ピュアフル文庫 赤川次郎 『真珠色のコーヒーカップ』 光文社文庫 竹宮ゆゆこ 『とらドラ！ ３』 電撃文庫 今日。 あさのあつこ 『バッテリー ４』 角川文庫 石田衣…

「4th MEDIA（フォースメディア）対応の大型液晶テレビ欲しい！」 まあ、わが家にはまだ光が届かない*1から対応してても使えないけど、寝たきりの人とか病院とかでビデオをレンタルできない人にはいいですよね。とんちんかんなこと言ってないつもり。 TOSHIB…

長い間強行犯係であった川久保は、道警の不祥事による玉突き人事で志茂別という帯広近くの田舎町での駐在所勤務となった。妻子を残しての単身赴任である。しかし、管内で最低の犯罪発生率という田舎町は秘密を持っていた。 捜査に加わることができない駐在を…

千波、牧子、美々の3人は20年来の親友。作家の牧子は受験を控えた娘のさきと2人暮らし。美々は写真家の類と再婚しサポートに回っている。そして独身の千波はアナウンサーとして円熟期を迎えようとしていた。だが、千波が朝のニュース番組のメインキャスター…

理論社が来年から「理論社ミステリーYA！」というシリーズを出すそうです。 当然YA向けなのですが、講談社ミステリーランド同様に豪華なラインナップが揃っています。 3月の第1回配本では折原一、山田正紀、芦辺拓を予定。以後も第5回配本まで発表されていま…

昨日。 近藤史恵 『Ｓｈｅｌｔｅｒ』 祥伝社文庫 西澤保彦 『神のロジック人間（ひと）のマジック』 文春文庫 今日。 恩田陸 『夜のピクニック』 新潮文庫 →既読感想 恩田陸 『劫尽童女』 光文社文庫

ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい！ Askビデオさん、動画デジカメ欲しい！ 2つ同時に叫ぶと、どうなるでしょうか。

文具店でバイトをする大学生の香恵は、自室のクローゼットで前の住人が忘れたらしきノートを見つけた。「伊吹's note」と題されたノートは、真野伊吹という女性教師の学校での出来事や恋が書かれた日記だった。バイト先に現れるイラストレーター石飛に惹かれ…

人間よりも猫の数が多いという猫の楽園・猫島。稼ぎ時の夏休みに、民宿「猫島ハウス」の娘・杉浦響子は家業の手伝いに精を出していた。一方、同級生の菅野虎鉄はナンパに精を出した結果、入り江でナイフが突き刺さった猫を見つけてしまった。平穏だった猫島…

購入予定 9/1 近藤史恵 『Ｓｈｅｌｔｅｒ』 祥伝社文庫 9/5 西澤保彦 『神のロジック人間（ひと）のマジック』 文春文庫 9/7 恩田陸 『夜のピクニック』 新潮文庫 →既読感想 9/10 竹宮ゆゆこ 『とらドラ３！』 電撃文庫 9/11 あさのあつこ 『Ｔｈｅ ＭＡＮＺ…

今月の読了本は5作品6冊でした。少なすぎる・・・しかも感想は3作品だけ。 8/1 北村薫 『紙魚家崩壊 九つの謎』 8/5 真保裕一 『誘拐の果実 上』『誘拐の果実 下』 8/10 東野圭吾 『ゲームの名は誘拐』 やはり夏休み以降がダメでした。まあいろいろありまし…

敏腕広告プランナーの佐久間駿介は、決まりかけていた日星自動車向けの大型企画を同社の副社長・葛城勝俊の一存で白紙に戻され、企画そのものからも降ろされてしまった。酔った勢いで葛城邸に押しかけようとした佐久間だったが、塀を越えて家出を試みた葛城…

8/9 橋本紡 『半分の月がのぼる空 ８ another side of the moon-last quarter』 電撃文庫 →ドラマ化も決まったシリーズ最終巻。 8/10 伊坂幸太郎 『オーデュボンの祈り』 新潮文庫 →新潮ミステリー倶楽部賞を受賞したデビュー作。 伊坂幸太郎 『陽気なギャン…