2009-01-01から1年間の記事一覧

今年最後の更新

除夜の鐘が聞こえてきました。今年も本当にあとわずか。 この一年もたくさんのすばらしい本と出会え、たくさんのすばらしい方々と出会えたよい一年でした。来年もそうであってほしいと思います。 みなさんにとって新しい年がよい年でありますように。 この一…

1月の予定

9日ぶりの復活。とりあえず今年もあと2日ということで、新年1月の予定です。 購入予定 ◎=買うつもり、●=買うかも、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=念のため ●1/1 伏見ひろゆき 『[rakuten:book:13464465:title]』 角川スニーカー文庫 ▲1/5 黒田研二 『…

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いよいよ12月中旬分。 12/11 西尾維新 『ザレゴトディクショナル [ 西尾維新 ]』 講談社ノベルス 霧舎巧 『四月は霧の00密室 [ 霧舎巧 ]』 講談社ノベルス 霧舎巧 『七月は織姫と彦星の交換殺人 [ 霧舎巧 ]』 講談社ノベルス 霧舎巧 『八月は一夜限りの心霊…

夏川草介『神様のカルテ』

「24時間、365日対応」。これが本庄病院の理念。変人で通っている内科医・栗原一止はこの理念の下、時には数日眠らずに勤務する。夏目漱石を敬愛し、優しい細君を愛する青年医師は、「御嶽荘」の友人たちや病院のスタッフ、そして患者たちに囲まれて今日も診…

雫井脩介『殺気!』

20歳の大学生佐々木ましろには特殊な能力がある。それは他人の殺気を感知する能力。周囲に殺気を持った人間がいると、強い不快感があるのだ。ある日、ましろのバイト先に強盗がやってきた。彼女の能力と勇敢な態度で難を逃れたが、それをきっかけに彼女の過…

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12月の上旬。 12/1 伏見つかさ 『[rakuten:book:11890643:title]』 電撃文庫 伏見つかさ 『[rakuten:book:11976814:title]』 電撃文庫 五十嵐雄策 『乃木坂春香の秘密 [ 五十嵐雄策 ]』 電撃文庫 五十嵐雄策 『乃木坂春香のひみつ』 電撃文庫 藍上陸 『アキ…

東野圭吾『新参者』

小伝馬町のマンションで独り暮らしの女性が絞殺された。引っ越してきて日が浅い彼女は、なぜ殺されたのか? 殺したのは誰なのか? 練馬署から日本橋署に移ったばかりの加賀恭一郎が、古きよき日本がいまだ息づく人形町界隈を歩き、少しずつ真相に近づいてい…

須賀しのぶ『芙蓉千里』

フミは大陸へ渡った。吉原のお職だったという母に憧れ大陸一の女郎を夢みたフミは、12歳で人買いについて行ったのだ。未だ幼いフミは、哈爾濱の女郎屋「酔芙蓉」でとりあえず下働きからはじめることに。幼き頃から辻芸人としての生活の糧であった角兵衛獅子…

初野晴『初恋ソムリエ』

廃部の危機にある吹奏楽部。チカは変わり者の幼なじみハルタや、憧れの顧問草壁とともに部員集めに奔走し、幾人かの部員を集めることに成功した。目指すは吹奏楽部の甲子園「普門館」。だが、ふたりの周りには新たな部員よりも、不可解な謎が集まってくる・…

東野圭吾『悪意』

人気作家の日高邦彦が自宅で殺害された。発見したのは日高の妻理恵と友人で童話作家の野々口修だった。捜査にあたった加賀は事件に違和感を覚え、些細なことからトリックを見破り犯人を逮捕する。だが、事件の真相は想像を絶するものだった・・・ これまたか…

東野圭吾『眠りの森』

バレエ団の事務所で、侵入した男がひとりの団員によって殺された。当然、正当防衛を主張するのだが、それが証明される前にバレエ団で次の事件が。事件を担当する刑事・加賀恭一郎は、捜査に関わる中でダンサーのひとり浅岡未緒に惹かれていく・・・ 加賀恭一…

東野圭吾『卒業 雪月花殺人ゲーム』

就職を間近に控えた大学四年の秋、同級生の祥子がアパートで遺体となって発見された。彼女の死は加賀たち仲間を悲しませるとともに、疑問を残した。彼女は自殺なのか、他殺なのか。その疑問が解ける前に、次なる悲劇が彼らを襲う・・・ 加賀恭一郎初登場。後…

11月のまとめ

今月はインフルエンザのおかげでたくさん読むことができました。もっとも、下旬のペースダウンがなければよかったのですが。 11/1 道尾秀介 『龍神の雨』 新潮社 11/3 林亮介 『迷宮街クロニクル 3 夜明け前に闇深く』 GA文庫 11/8 相沢沙呼 『午前零時のサ…

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11月中旬から下旬の分です。まあ、中旬はインフルエンザで外出できなかったからね。 11/14 桜庭一樹 『[rakuten:book:13313359:title]』 東京創元社 [rakuten:book:13313359:image:small] 11/23 このライトノベルがすごい! 編集部 『[rakuten:book:13301844:…

12月の予定

年末も買うものがたくさんです。注目はメディアワークス文庫の創刊。 購入予定 ◎=買うつもり、●=買うかも、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=念のため ▲12/2 大沢在昌 『[rakuten:book:13447663:title]』『[rakuten:book:13447664:title]』 カドカワエン…

有沢まみず『スイート☆ライン 2 オーディション準備編』

少しずつ男性恐怖症を克服しだした新島永遠。そこに飛び込んできたのは、『シックスティーン』のアニメ化という、業界注目のビッグプロジェクトだった。このオーディションには、永遠だけでなく山川舞や神楽坂はるかも参加する。だが、はるかは予想とは違っ…

壁井ユカコ『クロノ×セクス×コンプレックス 1』

時計屋の息子三村朔太郎はいたって平凡な男の子。高校の入学式に急ぐ途中で道に迷い、着いたところは時間を操る魔法学校。しかも彼の姿はミムラ・S・オールドマンという女の子になっていた。元に戻れない朔太郎は、ミムラとして魔法学校に入学、女子寮暮らし…

樋口有介『捨て猫という名前の猫』

三軒茶屋の雑居ビルからひとりの少女が飛び降りた。それは単なる飛び降り自殺のはずだった。だが、月刊EYES編集部への一本の電話が。「秋川瑠璃は自殺じゃない。そのことを柚木草平に調べさせろ」。指名された柚木草平は、美少女の突然の死に疑問を抱き、彼…

高城高『函館水上警察』

米国放浪の経験を持つ五条文也は、帰国後警視庁でサーベルの指導に当たり、後に函館水上警察署の次席となった。明治二十四年の函館は外国船が数多く来航する港町として栄え、同時にそれは外国人がらみのトラブルが頻発することをも意味している。五条をはじ…

雫井脩介『白銀を踏み荒らせ』

失意のうちに柔道界を離れた望月篠子。今度はアルペンスキーの日本チームにメンタルコーチとして加わることになった。日本チームでは前年、石野兄弟の兄ケビンが富良野で不可解な事故死を遂げ、弟マークはそのトラウマによりスランプに陥っていた。マークの…

太田忠司『まいなす』

英語読みするとマイナスになる、名前にコンプレックスを持つ飛魚中の那須舞は、頼られると断れない性格。クラスメイトに頼まれ一緒に乳母山にある「時渡りの祠」へ行くと、そこにはバスケ部のエース立岡先輩が倒れていた。首尾よく助けた舞だったが、立岡は…

上田早夕里『ラ・パティスリー』

パティスリー「ロワゾ・ドール」。毎朝鍵を開ける新米の森沢夏織が出勤すると、店の中ではひとりの見知らぬ職人が菓子作りに取り掛かっていた。彼の手つきは熟練のものであったが、ここは「ロワゾ・アルジャンテ」であり、自分はそのシェフ・パティシエだと…

森谷明子『矢上教授の午後』

夏休み、老朽化した研究棟は、突然の豪雨と雷による停電に見舞われた。エレベーターが止まった上に、なぜか非常ドアも開かない。非常事態に慌てる面々の前には、なんと見知らぬ男性の死体が。ミステリ好きの講師・矢上教授は、残された教授や学生たちを相手…

石田衣良『6TEEN』

あれから2年。中学生だったぼくたちも、別々だけど高校に入学した。だけど、バラバラになったわけじゃない。呼べばすぐに集まるし、「もんじゃ ひまわり」を秘密基地によく集まっているんだ。ダイとジュンとナオトとぼく、固い絆とゆるい冗談で結ばれた鉄壁…

相沢沙呼『午前零時のサンドリヨン』

須川君が心を寄せるクラスメイト・酉乃初。彼女はレストラン・バー「サンドリヨン」でマジックを披露する凄腕のマジシャンだった。須川君は学校では愛想がなく心を閉ざしがちな彼女とともに、校内で起こる不思議な出来事の謎を解こうとする。はたして、須川…

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最近というか、11月上旬の分。 11/5 鮎川歩 『クイックセーブ&ロード(2) [ 鮎川歩 ]』 ガガガ文庫 11/6 入間人間 『電波女と青春男(3) [ 入間人間 ]』 電撃文庫 壁井ユカコ 『[rakuten:book:13317420:title]1』 電撃文庫 [rakuten:book:13317420:image:…

林亮介『迷宮街クロニクル 3 夜明け前に闇深く』

新しい年は迷宮街にもやってくる。後藤が提示したイラストは、探索者たちに波紋を巻き起こした。そのイラストは、第四層までの縦穴にゴンドラを通して、一気に距離を短縮しようというもの。だが、この計画にはひとつの条件があり、それは探索者たちをふたつ…

道尾秀介『龍神の雨』

降りしきる雨が運命を変えた。二軒の血の繋がらない家族の運命を。あの時あれを見なければ、あんなことを考えなければ、悲劇は起きなかったのに。添木田蓮が義父を殺害するために湯沸器をつけっぱなしにしてでかけたその日は、巨大台風がやってきた・・・ ま…

10月のまとめ

10/3 豊島ミホ 『夏が僕を抱く』 祥伝社 10/6 誉田哲也 『月光』 徳間文庫 10/9 北村薫 『元気でいてよ、R2-D2。』 集英社 10/15 新城カズマ 『15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った』 スーパーダッシュ文庫 10/17 吉田修一 『初恋温泉』 集英社文…

柳広司『ダブル・ジョーカー』

日本陸軍における諜報機関の必要性を説いた風戸中佐。その提案は認められ、風戸自ら秘密組織を率いることになった。その名も「風機関」。だが、陸軍内部には既に「D機関」という秘密組織が存在していた。それは、どちらか一方が不要だということを意味する・…