2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

最近のお買い物

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10月下旬は意外と少なかった。もっと多くなりそうだったけど。 10/23 新城カズマ 『15×24(link three) [ 新城十馬 ] 「――裏切り者!」』 スーパーダッシュ文庫 10/28 辻真先ほか 『探偵Xからの挑戦状! [ 辻真先 ]』 小学館文庫 樋口有介 『11月そして12月…

杉井光『さよならピアノソナタ encore pieces』

完結からおよそ一年。あのフェケテリコのメンバーたちが帰ってくる。彼女たちのあの頃は? 彼らの未来は? あの人たちは今? いったん幕が下りた後にふたたび始まるアンコールの物語たち・・・ クロウタドリふたたび。『encore pieces』のタイトルどおり、過…

タイトルの流行

ものごとには何でも流行があります。ファッションも言葉づかいも音楽もそう。 本のタイトルにも流行があるようです。特にライトノベルには。 ちょっと前には、かな四文字のものが数多く出版されました。例えば『とらドラ!』『シゴフミ』『いぬかみっ!』『…

氷室冴子さんの蔵書が図書館へ

昨年お亡くなりになった氷室冴子さんが残された蔵書が、柏市の日本橋学館大学図書館に寄贈されたそうです。今日はそれを記念して、「氷室さんの思い出を語る会」が催されるのだとか。 図書館で引き受けられたのは、雑誌や漫画以外の本約850冊。本当は雑誌や…

ポプラ文庫ピュアフル

今頃になって気がついたのですが、ジャイブから出されていたピュアフル文庫が、栗田出版販売の「これからの新刊コーナー」に、11月の予定として「ポプラ文庫ピュアフル」という名前で載っています。 ピュアフル文庫は隔月奇数月の刊行でしたが、9月に予定さ…

雫井脩介『栄光一途』

オリンピックの代表選考会目前、全柔連の上層部は揺れていた。国際柔道連盟に代表の有力候補の誰かが禁止薬物を使用しているという告発があったのだ。その調査を任せられたのが望月篠子。元日本代表の彼女は、二年間のフランス留学から帰国してコーチとして…

吉田修一『初恋温泉』

海辺の町に、人里離れた山奥に、大自然の中に、湯煙を上げる温泉。その温かさは、人々の心をほぐし、心の奥底に溜まった澱を洗い流してくれる。だからこそ、男も女もまた温泉という非日常へと足を運んでいくのだ。突然の別れを迎えようとしているふたりも、…

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10月中旬はちょっと控えめに。 10/14 折原一 『行方不明者 [ 折原一 ]』 文春文庫 深山くのえ 『桜嵐恋絵巻 [ 深山くのえ ]』 ルルル文庫 深山くのえ 『桜嵐恋絵巻(雨ひそか) [ 深山くのえ ]』 ルルル文庫 10/15 森見登美彦 『新釈走れメロス [ 森見登美彦…

読書メーター+秋の100冊

読書の秋ですね。 今日から、読書メーターが「読書メーター+秋の100冊」として、去年の秋にもっとも読まれてた100冊を紹介しています。 小説では有川さん、伊坂さん、東野さんというあたりが多いようです。 読了チェックなるものもあって、それによれば僕は…

新城カズマ『15×24 link one せめて明日まで、と彼女は言った』

自殺志願者が集うサイト。そこで〈17〉と出会った徳永準は心中を決意した。決行は大晦日。だが、携帯をなくしてしまったことから、自殺を予告するメールが書きかけで送られてしまった。受け取った者たちは、自殺を止めようと思い思いに動き出す・・・ どうや…

北村薫『元気でいてよ、R2-D2。』

買い物から帰宅し、買ってきたマスカットを出すと、話の流れで夫から「眼は大丈夫?」と聞かれた。別に問題はない。だが、仕事帰りに飲んでいるときに民子から言われた言葉は問題だった。夫には特定のファンがいる、と・・・(「マスカット・グリーン」) 直…

「メディアワークス文庫」創刊ラインナップ発表

昨年創刊が発表された「メディアワークス文庫」。9日のことですが、創刊ラインナップが発表されました。 電撃文庫とともに大人になった世代ヘ――メディアワークス文庫12.16登場! それによると、今年の冬とされていた創刊は12月16日。今回はすべて書き下ろし…

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10月上旬は2回に分けて買い込みました。 10/2 飯田雪子 『[rakuten:book:13159837:title]』 ヴィレッジブックスedge 飯田雪子 『[rakuten:book:12005571:title]』 GA文庫 道尾秀介 『骸の爪 [ 道尾秀介 ]』 幻冬舎文庫 橋本紡 『空色ヒッチハイカー [ 橋本紡…

映画『アマルフィ 女神の報酬』

公開最終日、映画『アマルフィ 女神の報酬』を見てきました。映画館、いつ以来でしょう。 映画化、映像化というものに過剰な期待はしないようにしていますが、これはよい意味で期待以上でした。まあ、期待値が低いこともあるでしょうが。 当然、真保さんの小…

誉田哲也『月光』

大好きだった姉は、半年前に同級生のバイクに轢かれて死んでしまった。本当に事故なの? 結花は涼子の死の真相を探るべく、姉と同じ高校に進学し、同じ写真部に入部した。天才的と言われ、全国大会で優勝したピアノを捨てて・・・ はっきり言って、気分のい…

豊島ミホ『夏が僕を抱く』

小学校を卒業し、中学校に入学したとたん、毬男は不良になってしまった。「私、不良になることにした」。宣言した菊南は、スカートを短くし、髪の毛も染めた。毬男の隣にいるのは、あの子じゃなく今までどおり私・・・(「変身少女」) 幼なじみをテーマとし…

真保裕一『アマルフィ』

外務大臣の訪伊に備え、ローマの日本大使館はあわただしく動いていた。黒田も邦人保護担当特別領事としてローマに呼ばれ、その一翼を担うことに。だが、バカンスにやってきた日本人少女が誘拐されたことで状況は一変する。テロ対策を指示する大使館を無視し…

9月のまとめ

9月はなかなかたくさん読めました。この調子で10月もいきたいものです。 9/4 似鳥鶏 『さよならの次にくる〈新学期編〉』 創元推理文庫 9/5 柳広司 『ジョーカー・ゲーム』 角川書店 9/9 山口雅也 『新・垂里冴子のお見合いと推理』 講談社ピース 9/11 伏見…