2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ラノサイ杯に参加します

「2008年下半期ライトノベルサイト杯」に参加します。 新規作品部門 早狩武志 『ハーフボイルド・ワンダーガール』 一迅社文庫 【08下期ラノベ投票/新規/9784758040280】 [rakuten:book:13044906:image] 既存作品部門 葵せきな 『生徒会の三振 碧陽学園生徒…

若竹七海『プラスマイナスゼロ』

舞台は葉崎。不運につきまとわれたお嬢様・テンコ、極悪不良少女・ユーリ、そしてすべてにおいて全国平均というミサキは、山の上にそびえる葉崎山高校に通う凸凹トリオ。三人の前に落ちてきた蛇は、彼女たちを死体へといざなった・・・ 7:3か8:2でユーモア…

道尾秀介『カラスの親指』

詐欺を生業とするタケさんとテツさんは、詐欺が取り持つ縁で生活を共にする。やがて二人の共同生活に割り込むことになったのはまひろという少女。彼女もまた詐欺やスリで生活していただけでなく、姉とその恋人を連れてきた。5人になった擬似家族は過去と訣別…

連城三紀彦『造花の蜜』

それは、考えられないような誘拐事件だった。幼稚園からの緊急の連絡を受け、圭太を迎えに行った母香奈子に対し、担任はこう言ったのだ。 「だって、私、お母さんに……あなたにちゃんと圭太クン渡したじゃないですか」 すごいすごいという評判は聞いていたけ…

最近のお買い物

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1月中旬分です。それっ! 1/13 竹宮ゆゆこ 『とらドラ・スピンオフ!(2) [ 竹宮ゆゆこ ] 虎、肥ゆる秋』 電撃文庫 柴村仁 『[rakuten:book:13109181:title]』 電撃文庫 入間人間 『電波女と青春男 [ 入間人間 ]』 電撃文庫 入間人間 『嘘つきみーくんと壊…

本屋大賞ノミネート作品発表!

「2009年本屋大賞」のノミネート作品が決定したそうです。昨日かな。 天童荒太 『悼む人』 文藝春秋 湊かなえ 『告白』 双葉社 [rakuten:book:13021744:image:small] 飯嶋和一 『出星前夜』 小学館 [rakuten:book:12801421:image:small] 柳広司 『ジョーカー・…

東野圭吾『ガリレオの苦悩』

もう捜査に協力しないと決めていた湯川。それでも、警察からの捜査協力の依頼はまたもやって来る。その依頼がいつもと違うのは、湯川を訪ねたのが草薙ではなく女性刑事であることだった・・・ 『聖女の救済 [ 東野圭吾 ]』と同時に刊行された「探偵ガリレオ…

芥川賞、直木賞発表

昨夜、第140回芥川龍之介賞・直木三十五賞が決定しました。 【芥川賞】 鹿島田真希 「女の庭」 (文藝秋号/河出書房新社) 墨谷渉 「潰玉」 (文學界12月号/文藝春秋) 田中慎弥 「神様のいない日本シリーズ」 (文學界10月号/文藝春秋) ◎津村記久子 「…

福田和代『TOKYO BLACKOUT』

夏真っ盛り、8月24日夜のことだった。首都東京の電力を一手に担う東都電力に入った連絡。信濃幹線、東北連系線・・・東京への動脈が次々と断たれていく。それは悪夢のような東京大停電の始まりを意味していた・・・ あらすじを読むだけでもワクワクしてくる…

最近のお買い物

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年明け第一発、初売りならぬ初買いしたのはこちら。 1/4 本の雑誌編集部/編 『おすすめ文庫王国(2008年度版) [ 本の雑誌編集部 ]』 本の雑誌社 日下三蔵 『ミステリ交差点 [ 日下三蔵 ]』 本の雑誌社 1/5 アンソロジー 『[rakuten:book:13088784:title]』…

東野圭吾『容疑者Xの献身』

数学を生きがいにしてきた高校教師の石神は、隣の部屋に住む花岡靖子の顔を見るために、毎日彼女の働く弁当屋に通う日々。だが、靖子が元夫を衝動的に殺してしまったことに気付いた石神は彼女を救うため、事件の隠蔽を図った。論理的に・・・ 直木賞、本格ミ…

あの人の新刊が読みたい! それから

昨年の3月のことですが、「あの人の新刊が読みたい!」「あのシリーズはどうなるのか!」と個人的に思う作家さんを思いつくままに挙げてみました。 あれから10ヶ月経ちました。状況はどうなっているでしょうか。 北村薫 「円紫さんと私」シリーズ ・・・『野…

浅倉卓弥『北緯四十三度の神話』

両親を事故で失い祖父母に育てられた一歳違いの姉妹、桜庭菜穂子と和貴子。高校、大学、社会人と進むにつれ、いつしかふたりの間にできた溝。それを決定的にしたひとりの男の事故死。彼は菜穂子の同級生であり、和貴子の婚約者だった・・・ 切なく、あたたか…

ドラマ『福家警部補の挨拶 〜オッカムの剃刀〜』

昨夜、録画してあった『福家警部補の挨拶 オッカムの剃刀』を見ました。ここ数日であまりよくない評判もチラッと見かけていたので不安だったのですが、けっこう楽しませてもらいました。 原作を読んでいるとどうしても比べたくなってしまいます。福家の印象…

芥川賞、直木賞候補発表

第140回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作が発表されました。 【芥川賞】 鹿島田真希 「女の庭」 (文藝秋号/河出書房新社) 第135回候補 墨谷渉 「潰玉」 (文學界12月号/文藝春秋) 初候補 田中慎弥 「神様のいない日本シリーズ」 (文學界10月号/文…

1月の予定

ちょっと遅めですが、1月の予定です。買うよりも、読みたいなあ。 購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=とりあえずチェック ◎1/8 石持浅海 『顔のない敵 [ 石持浅海 ]』 光文社文庫 ×1/8 平山夢明 『独白するユニバー…

2008年のまとめ ライトノベル編

つづいて、この区分けがいいのかわかりませんが、ライトノベル編です。 1位 杉井光 『さよならピアノソナタ4』 電撃文庫 青春小説と音楽の幸福な融合。もう終わってしまったと思うべきか、きれいに終わってよかったと思うべきか。ずっと続いてほしかった? 2…

2008年のまとめ ミステリ・エンタメ編

さて、少々遅くなりましたが昨年一年を振り返る2008年のまとめ。今年も135冊というたいして多くもない読了本の中から、僕が楽しませてもらった本を3作挙げたいと思います。 まずはミステリ・エンタメ編から。 1位 伊坂幸太郎 『ゴールデンスランバー』 新潮…

12月のまとめ

12/4 北山猛邦 『少年検閲官』 東京創元社 12/8 初野晴 『退出ゲーム』 角川書店 12/12 坂木司 『夜の光』 新潮社 12/14 朝倉かすみ 『夫婦一年生』 小学館 12/16 杉井光 『さよならピアノソナタ4』 電撃文庫 12/17 辻村深月 『ロードムービー』 講談社 12/2…

最近のお買いもの

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それでは、昨年の積み残し。12月下旬のお買いものからです。 12/25 森見登美彦 『[rakuten:book:13103028:title]』 角川文庫 →既読感想 [rakuten:book:13103028:image:small] 12/26 野村美月 『[rakuten:book:13105051:title]』 ファミ通文庫 有栖川有栖 『[…

新年のごあいさつ

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 昨年は135冊読了と、わかる限りでの自己最多読了数を記録しました。今年はこの勢いで、年間150冊読了を目標にしたいと思います。もちろん、多いだけではなく感想も充実させてい…