2008年のまとめ ライトノベル編
つづいて、この区分けがいいのかわかりませんが、ライトノベル編です。
1位 杉井光 『さよならピアノソナタ4』 電撃文庫
青春小説と音楽の幸福な融合。もう終わってしまったと思うべきか、きれいに終わってよかったと思うべきか。ずっと続いてほしかった?
2位 竹宮ゆゆこ 『とらドラ9!』 電撃文庫
この恋はどこへ行こうというのか。物語はクライマックスに至ってますます目が離せない!
3位 早矢塚かつや 『死神ナッツと絶交デイズ』 MF文庫J
読者の予想と期待を裏切り続けるパラレルワールドもの? タイムリーブもの? 自分たちの望む未来のためにあがき続ける姿が美しい。
なお、番外編は氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』と松田志乃ぶ『嘘つきは姫君のはじまり』を。昨年お亡くなりになった氷室さんの言わずと知れた平安朝ラブコメの名作と、おそらくその後継にあたる新シリーズ。今後が楽しみです。
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