2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

8月の予定

8月はいつもよりも●が多いですね。 購入予定 ◎=買うつもり、●=買うかも、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=念のため ◎8/4 真保裕一 『栄光なき凱旋(下) [ 真保裕一 ]』 文春文庫 ×8/4 皆川博子 『伯林蝋人形館 [ 皆川博子 ]』 文春文庫 ◎8/4 村山由佳 …

桜庭一樹『ファミリーポートレイト』

逃げ続けるマコとコマコ。母のマコは美しく、娘のコマコにとってそんな母がすべてだった。たどり着いた山奥の村、海辺の町、養豚場がある町、巨大な庭園がある豪邸。どこまでもマコは逃げ続け、コマコはついて行く。たとえこの世の果てでも、コマコはマコか…

読みかけはよくない2009

二年前に自分が書いた日記を見て、驚愕しました。あまりの進歩のなさに。 二年前の日記というのは、「読みかけはよくない」というもの。中途半端に未読で積んであるシリーズ物が多すぎるから、夏の間にいくつか読んでしまいたいと思ったのです。 で、そのと…

多島斗志之『黒百合』

父親の友人浅木さんに招待されて、六甲山の別荘でひと夏を過ごすことになった寺元進。浅木さんの息子一彦は同じ14歳で、たちまちふたりは意気投合した。やがてふたりは散歩の途中に出会った倉沢香という少女にひかれ、夏休みの大半を三人で過ごすことになる…

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7月中旬分です。 7/13 七飯宏隆 『[rakuten:book:13222245:title]』 電撃文庫 杉井光 『神様のメモ帳(4) [ 杉井光 ]』 電撃文庫 [rakuten:book:13222245:image:small] 7/16 樋口有介 『夏の口紅 [ 樋口有介 ]』 文春文庫 →既読 大倉崇裕 『七度狐 [ 大倉崇…

佐々木譲『暴雪圏』

彼岸荒れ。三月の彼岸の時季にやってくる大型の嵐。十勝平野を襲った十年ぶりの超大型低気圧は誰彼なく足止めさせた。暴力団事務所を襲った殺人犯も、不倫していた人妻も、会社の金を持ち出した男も足止めされた。警察も動けない吹雪の中、志茂別にいる警官…

水生大海『少女たちの羅針盤』

女子高生劇団『羅針盤』。彼女たちは一人のメンバーの死によって伝説となった。その四年後、ホラー映画の主演女優として撮影に入る舞利亜は、監督から「あの『羅針盤』にいたコでしょう」などと声をかけられる。殺したのは確かに舞利亜。監督はどこまで知っ…

ミステリーズ!新人賞発表

第6回ミステリーズ!新人賞は、受賞作なしと発表されました。 厳しいですね。残念。 http://www.tsogen.co.jp/tanpensho/index.html なお、来年の第7回は選考委員の有栖川有栖さんが桜庭一樹さんに交代するようです。辻真先さん、貫井徳郎さんは継続です。

変なところで引っかかってしまいました

一昨日決まった北村薫さんの直木賞受賞が喜ばしく、まだそれに関連した記事が出回っています。 そのうち、埼玉新聞の記事(Web埼玉)を見ました。 さすが、北村さんの地元だけに、見出しも「直木賞に北村薫氏 杉戸町在住 埼玉文学賞審査員」です。そして北村…

恩田陸『訪問者』

人里離れた山奥の洋館、弁護士の井上は、急死した映画監督峠昌彦の遺言を実行するために、身分と目的を偽ってここを訪れた。迎えたのは年老いた朝霞兄弟。彼らの姉千沙子が昌彦を育てたのだ。嘘が見抜かれた井上が公表した遺言は、兄弟の中から名乗り出た実…

芥川賞、直木賞発表

本日、第141回芥川龍之介賞、第141回直木三十五賞受賞作が決定しました。 【芥川賞】 ◎磯崎憲一郎 「終の住処」 戌井昭人 「まずいスープ」 シリン・ネザマフィ 「白い紙」 藤野可織 「いけにえ」 松波太郎 「よもぎ学園高等学校蹴球部」 本谷有希子 「あの…

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7月上旬の分です。電撃文庫や文春文庫はまた来週ということで。 7/1 太田忠司 『月光亭事件 [ 太田忠司 ]』 創元推理文庫 →既読感想 似鳥鶏 『さよならの次にくる(卒業式編) [ 似鳥鶏 ]』 創元推理文庫 松田志乃ぶ 『嘘つきは姫君のはじまり(姫盗賊と黄金…

twitter、始めました。

書いたとおりです。よくわからないまま始めました。 はまってながーく続けるか、すぐ飽きるかどっちかでしょう。

加納朋子『少年少女飛行倶楽部』

幼馴染の樹絵里に誘われた「飛行クラブ」。部長を名乗る斎藤神は変人で傍若無人傲岸不遜。だが心から空を飛びたいと願っている。渋々入部したが、海月と樹絵里を加えても部員は4人。5人という部の最低要件すら満たしていなかった。こんなことで空を飛べるの…

道尾秀介『鬼の跫音』

あの鈴虫に見られた出来事は? 度胸試しの結果は? 叶えられたたったひとつの願いとは? 日常と非日常の狭間に存在する、人間の狂気を描いた6つの物語・・・ 道尾秀介さん初の短編集。第141回直木賞候補作。 ●「鈴虫」 私と妻の杏子、そしてSは同級生。大学…

6月のまとめ

あまり思うように読めない一ヶ月でした。 6/8 恩田陸 『きのうの世界』 講談社 6/10 有沢まみず 『スイート☆ライン』 電撃文庫 6/11 鷹羽知 『紅はくれなゐ』 電撃文庫 6/17 河野裕 『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』 角川スニーカー文…

宮部みゆき『英雄の書』

兄・大樹がクラスメイトをナイフで刺し、姿を消した。小学五年生の妹・森崎友理子にとって、それは信じがたい出来事だった。しばらくの後、混乱とショックから立ち直れない友理子は、大樹の部屋で一冊の古い本に話しかけられる。大樹は「英雄の書」に魅入ら…

芥川賞、直木賞候補発表

本日、第141回芥川龍之介賞、第141回直木三十五賞の候補が発表になりました。 【芥川賞】 磯崎憲一郎 「終の住処」 (新潮6月号/新潮社) 139回候補 戌井昭人 「まずいスープ」 (新潮3月号/新潮社) 初候補 シリン・ネザマフィ 「白い紙」 (文學界6月号…

7月の予定

購入予定 ◎=買うつもり、●=買うかも、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=念のため ●7/1 三浦しをん 『風が強く吹いている [ 三浦しをん ]』 新潮文庫 ◎7/1 森見登美彦 『きつねのはなし [ 森見登美彦 ]』 新潮文庫 ◎7/1 道尾秀介 『片眼の猿 [ 道尾秀介 ]…

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6月下旬のお買い物です。正直、買いすぎだと思います。 6/26 藍上陸 『アキカン!(7缶めっ) [ 藍上陸 ]』 スーパーダッシュ文庫 豊島ミホ 『[rakuten:book:13151880:title]』 双葉文庫 →既読感想 本多孝好 『真夜中の五分前(side-A) [ 本多孝好 ]』『真…