読みかけはよくない2009

 二年前に自分が書いた日記を見て、驚愕しました。あまりの進歩のなさに。
 二年前の日記というのは、「読みかけはよくない」というもの。中途半端に未読で積んであるシリーズ物が多すぎるから、夏の間にいくつか読んでしまいたいと思ったのです。
 で、そのときのリストはこちら。二年たってどう変わったでしょうか。

作者・シリーズ名 既読 積読
有栖川有栖・火村シリーズ 『マジックミラー』など11冊 『朱色の研究』『暗い宿』『マレー鉄道の謎』『スイス時計の謎』『白い兎が逃げる』『モロッコ水晶の謎』『妃は船を沈める』『火村英生に捧げる犯罪』
大沢在昌新宿鮫シリーズ 新宿鮫』など5冊 『氷舞』『灰夜』『風化水脈』
太田忠司狩野俊介シリーズ 『月光亭事件』など4冊 『玄武塔事件』『〜事件簿』『天霧家事件』『降魔弓事件』『〜肖像』『白亜館事件』
太田忠司新宿少年探偵団シリーズ 新宿少年探偵団』など3冊 『紅天蛾』『鴇色の仮面』『まぼろし曲馬団』
倉知淳・猫丸先輩シリーズ 『日曜の夜は出たくない』 『過ぎ行く風はみどり色』『幻獣遁走曲』『猫丸先輩の推測』『猫丸先輩の空論』
黒崎緑・しゃべくり探偵シリーズ 『しゃべくり探偵』 『しゃべくり探偵の四季』
坂木司・ひきこもり探偵シリーズ 『青空の卵』 『仔羊の巣』『動物園の鳥』
篠田真由美・建築探偵シリーズ 『未明の家』 『玄い女神』『翡翠の城』『灰色の砦』『原罪の庭』『美貌の帳』『桜闇』
柴田よしき・RIKOシリーズ 『RIKO』など2冊 『月神の浅き夢』
西澤保彦・タック&タカチシリーズ 『解体諸因』など3冊 『麦酒の家の冒険』『仔羊たちの聖夜』『スコッチ・ゲーム』『依存』『黒の貴婦人』『謎亭論処』
西澤保彦・神麻嗣子シリーズ 『幻惑密室』 『実況中死』『念力密室!』『夢幻巡礼』『転・送・密・室』『人形幻戯』『生贄を抱く夜』
貫井徳郎・症候群シリーズ 『失踪症候群』 『誘拐症候群』『殺人症候群』
原りょう・沢崎シリーズ 『そして夜は甦る』など3冊 『さらば長き眠り』『愚か者死すべし』
麻耶雄嵩メルカトル鮎シリーズ 『翼ある闇』など3冊 『メルカトルと美袋のための殺人』『鴉』『木製の王子』『名探偵木更津悠也』

 赤字は読んだもの、青字は新たに積んだもの、緑字は借りて読んだもの。
 惨憺たる有様です。減らないどころか増えています。しかも、二年前漏れていたものも含めて対象にすべきシリーズも増えているんです。
 それはこんな感じ。

作者・シリーズ名 既読 積読
綾辻行人館シリーズ 十角館の殺人 水車館の殺人迷路館の殺人人形館の殺人時計館の殺人黒猫館の殺人暗黒館の殺人(全4巻)』
太田忠司・霞田志郎シリーズ 『上海香炉の謎』など3冊 『維納音匣の謎』
乃南アサ・音道貴子シリーズ 『凍える牙』『花散る頃の殺人』 『鎖(上下)』『未練』『嗤う闇』『風の墓碑銘(上下)』
はやみねかおる夢水清志郎シリーズ 『そして五人がいなくなる』 『亡霊は夜歩く』『消える総生島』『魔女の隠れ里』『踊る夜光怪人』『機巧館のかぞえ唄』
東野圭吾・加賀恭一郎シリーズ どちらかが彼女を殺した』など2冊 『卒業』『眠りの森』『悪意』『私が彼を殺した
樋口有介・柚木草平シリーズ 『彼女はたぶん魔法を使う』など7冊 『捨て猫という名前の猫』
樋口有介・木野塚探偵事務所シリーズ 『木野塚探偵事務所だ』 『木野塚佐平の挑戦だ』

 これだけじゃなく、実は手をつけていない未読のシリーズもあったりします。
 太田忠司・殺人三部作とか北森鴻・冬狐堂シリーズ・蓮丈那智シリーズとか佐々木丸美・館三部作・孤児四部作とか。
 夏の間に1つや2つは読みたいなあと。