2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
『名探偵は、ここにいる』に続く《ミステリ・アンソロジー》の第2弾。収録作の内容からすると、『殺人鬼の放課後』という書名はともかく、《ミステリ・アンソロジー》というのはちょっと相応しくないような気がします。 ●恩田陸 「水晶の夜、翡翠の朝」 『…
25日にBOOKOFFで。 宮部みゆき 『ぼんくら 上』 講談社文庫 宮部みゆき 『ぼんくら 下』 講談社文庫 東野圭吾 『探偵倶楽部』 角川文庫 27日のお届き物。 大崎梢 『配達あかずきん』 東京創元社 → サイン本ネット販売
5/3 恩田陸 『麦の海に沈む果実』 5/8 北村薫 『盤上の敵』 5/10 東野圭吾 『嘘をもうひとつだけ』 5/14 アンソロジー 『七つの黒い夢』 5/16 竹宮ゆゆこ 『とらドラ2!』 5/20 桜庭一樹 『GOSICK(4) ゴシック・愚者を代弁せよ』 5/22 貫井徳郎 『被害者は…
小説の形態としてのシリーズは、大きく2つに分類することができます。 1つは刊行が進むにつれて、小説内の時間も進んでいる場合。 もう1つは刊行の順番と、小説内の時間が必ずしも一致しない場合。(例外として小説内での時間が提示されていない場合がありま…
かつて《スニーカー・ミステリ倶楽部》なるものがありました。角川スニーカー文庫のミステリ部門なわけですけど、米澤穂信という稀有な才能を発掘しておきながら、いつのまにかどこかへ消えてしまったのです。 で、今回読んだ『名探偵は、ここにいる』はその…
ある大邸宅の庭から白骨化した死体が掘り出された。家主は殺人をしたことは認めたが、その死体が誰なのかという点については黙秘を貫いている。困った捜査一課の桂島刑事は大学の先輩である吉祥院慶彦に相談した。美貌の超人気ミステリ作家であることに加え…
ヴィクトリカが下界に降りる! それは、数十年前に聖マルグリット学園の時計塔に暮らし、ソヴュールの政治を操った錬金術師・リヴァイアサンの挑発的な手記を読み、その内容に憤慨したためであった。一方、リヴァイアサンが暮らしていたという時計塔では密室…
今日、5月22日はあのアーサー・コナン・ドイルの誕生日だったそうです。1859年・・・147年前! そ、そんな最近の人だったのか! もっと大昔の人だと思っていました。 そうそう、Googleもお祝いしていますね。
16日に新刊書店で。 有栖川有栖 『スイス時計の謎』 講談社文庫 坂木司 『青空の卵』 創元推理文庫 →感想 18日に新刊書店で。 貫井徳郎 『被害者は誰?』 講談社文庫 乾くるみ 『匣の中』 講談社文庫 18日にブックオフで。 折原一 『模倣密室』 光文社文庫 …
第19回三島由紀夫賞と第19回山本周五郎賞が発表になりました。 第19回三島由紀夫賞 古川日出男 『LOVE』 祥伝社 第19回山本周五郎賞 宇月原晴明 『安徳天皇漂海記』 中央公論新社 読んだからというわけではないですが、山本周五郎賞は伊坂さんかと予想し…
竜児と大河の前に現れた新たなる敵? 転校生川島亜美。北村の幼なじみである彼女はファッションモデルで、当然のことながらルックスはすばらしく、クラスメイトの受けは抜群。だが、仮面を剥がした亜美の内面は・・・ いきなり現れた新キャラ川島亜美を中心…
第59回日本推理作家協会賞と第52回江戸川乱歩賞が発表になりました。 第59回日本推理作家協会賞 【長編および連作短編集部門】 恩田陸 『ユージニア』 角川書店 【短編部門】 平山夢明 「独白するユニバーサル横メルカトル」 (『魔地図』 光文社文庫に収録…
今週分をまとめて。 9日にブックオフで。 東野圭吾 『分身』 集英社文庫 乙一 『GOTH 夜の章』 角川文庫 乙一 『GOTH 僕の章』 角川文庫 11日に新刊書店で。 北村薫 『街の灯』 文春文庫 (単行本感想) 桜庭一樹 『GOSICK s 2 ゴシックエス…
第6回本格ミステリ大賞が発表になりました。 【小説部門】 東野圭吾 『容疑者Xの献身』 文藝春秋 【評論・研究部門】 北村薫 『ニッポン硬貨の謎』 東京創元社 東野さんは未読なので、「本格か否か」という論争に加わることはできませんが、「本格である」…
「小説新潮』誌に掲載された作品を中心としたダーク・ファンタジー7編。 当初、『小説新潮ホラーアンソロジー』として発表されていたので、てっきりホラーだと思っていたのですが、それにしては予想以上に怖くない作品集。だから『七つの黒い夢 (新潮文庫)』…
一見すると完全犯罪。だが、綻びは容疑者の嘘から見つかった。重ねた嘘、見え透いた嘘、上塗りした嘘、いったいどの嘘からばれてしまったのか。どうしてこの刑事はこんなに私を追い詰めるのか。 加賀刑事のシリーズを読むのはずいぶんひさしぶり。顧みると『…
テレビ局のディレクターである末永純一が帰宅すると、自宅では散弾銃を持った男が籠城していた。妻が人質になっているらしい。末永は警察を出し抜いて、籠城犯と直接交渉し、事件の解決を図ろうとするが・・・ 「円紫さんと私」シリーズ、「覆面作家」シリー…
二月最後の日、理瀬は湿原に囲まれた学園にやってきた。そこは「三月の国」と呼ばれるところ。三月以外にやってきた転入生は学園を破滅に導くと言い伝えられていた。理瀬は学園内でもはんぱものの《ファミリー》に加えられたが、そのファミリーでは2人の生…
ネタバレするつもりはありませんが、念のため未読の方はご注意ください。 女が墜落死した。女は妊娠していたが、一緒にいた男に落とされたのだった・・・小説『機械の森』のゲーム化プロジェクトスタッフは十河家の別荘で余暇を過ごしていたが、宴の翌朝、社…
まずは昨日のお買い物。先月の買い逃しです。 北森鴻 『桜宵』 講談社文庫 西澤保彦 『リドル・ロマンス 迷宮浪漫』 集英社文庫 山田真哉 『女子大生会計士の事件簿 DX.4 企業買収ラプソディー』 角川文庫 さらに先週買った古本です。 折原一 『天井男の…
購入予定 5/10 北村薫 『街の灯』 文春文庫 (単行本感想)5/10 桜庭一樹 『GOSICKs II ゴシックエス・夏から遠ざかる列車』 5/10 竹宮ゆゆこ 『とらドラ2!』 電撃文庫 5/11 折原一 『模倣密室』 光文社文庫 5/15 有栖川有栖 『スイス時計の謎』 講談社文…