2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜庭一樹『推定少女』

週末に桜庭一樹さんの『推定少女 (ファミ通文庫)』を読了。 「あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ」と思っていた巣籠カナ・15歳。ところがある事情で家出してしまい、ダストシュートでみつけた不思議な少女・白雪(拳銃付き)と逃避行を始める・・・ …

本多孝好『真夜中の五分前』

昨日今日で本多孝好さんの『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A』『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B』を読了。 広告代理店に勤める僕は、学生時代に恋人・水穂を事故で失い、以来まともな恋愛ができなかった。彼女には全ての時計…

最近のお買い物

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もういつだったか忘れてしまいましたが、覚えている範囲で。 森 博嗣 『捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)』 ロバート・ゴダード 『悠久の窓(上) (講談社文庫)』『悠久の窓(下) (講談社文庫)』 山田真哉 『女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角…

橋本紡『半分の月がのぼる空(3) wishing upon the half-moon』

昨日は病院に行った=待ち時間がたっぷりある=待合室で本が読める・・・ということで、橋本紡さんの『半分の月がのぼる空〈3〉wishing upon the half‐moon (電撃文庫)』を読了。 肝炎で入院した裕一は、同い年の里香と出会う。里香は難病を抱え、もう何年も…

橋本紡『半分の月がのぼる空(4) grabbing at the half-moon』

里香の手術がどうなったのか、あんまりにも気になったので4巻も読んでしまいました。ということで、橋本紡さんの『半分の月がのぼる空〈4〉 grabbing at the half-moon (電撃文庫) grabbing at the half-moon』を今日読了です。 今回はサイドストーリー的に…

樋口有介『苦い雨』

樋口有介さんの『苦い雨』を読了。 零細出版社の社長をしている高梨は、10年前に彼を追い出したバイオル化学から呼び出された。二代目社長の大野勝彦が、帝都銀行から送り込まれた棚畑常務に追放されようとしているという。勝彦こそ、先代の憲作派だった高梨…

近藤史恵『桜姫』

近藤史恵さんの『桜姫』を読了。 歌舞伎をテーマとして扱う探偵・今泉文吾シリーズ、といっても今回は彼の活躍はかなり少なかったような・・・ 梨園の大御所市村朔二郎の愛人の娘であった小乃原笙子は、名子役だった兄・音也の病死後、父と養母に引き取られ…

岡部引退!

ここ2週ほど体調不良で騎乗をとりやめていた岡部幸雄ジョッキーが、どうやら引退するらしいです。本当でしょうか。最年長の岡部騎手が引退へ JRA最多勝記録保持者 信じたくはないのですが、仮に本当だとするならば、とにかくお疲れ様というほかにありま…

『イニシエーション・ラブ』について

このブログのアクセスログや検索語を調べると、3月になっても多いのが乾くるみさんの『イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)』。読んだのは去年の夏でしたが。そこで、『イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)』について深く掘り下げようか…

探し出した。

昨夜、雛人形を片づけている時、部屋のすみ〜に押しやられて取り出せなくなっていた本棚に、積読本が山のようになっているのを見つけました。まさに掘り出し物。 で、とりあえず手が届くところにあった本から3冊を救出。佐々木譲 『ワシントン封印工作 (新…

大沢在昌『帰ってきたアルバイト探偵』

昨夜、大沢在昌さんの『帰ってきたアルバイト探偵』を読了。 前作『拷問遊園地 [ 大沢在昌 ]』以来、久しぶりにスーパー・ハイスクール・スチューデント・デイテクティブ、冴木隆クンが帰ってきた。もちろん、不良中年リョースケもいっしょに。 リュウクンの…

時間延長

地元の図書館が今月1ヶ月間、開館時間を延長することになりました。これまで平日は7時まで、土日は5時までだったのが、金曜は9時まで、土曜は7時までに延長されます。 仕事帰りによろうとすると、僕は職場からこの図書館まで1時間程度かかります。この…

Kazumasa Oda Tour 2005

小田和正の今年のツアーの日程が発表になりました。6月3日の静岡・エコパアリーナから。 絶対にチケットをゲットしなくちゃ。http://www.k-oda2005.com/index.html

JRダイヤ改正

今日から新ダイヤになりました。いろいろいいこともあるのでしょうが、残念なのは「あさかぜ」と「さくら」の廃止。時間とお金をかけて旅を楽しむという余裕がなくなっているのでしょうね。

北森鴻『桜宵』

北森鴻『桜宵』を昨夜読了しました。 ビアバー「香菜里屋」シリーズの第2短編集。マスターである工藤が、常連たちを取り巻く謎を解いていきます。 以下、各編について。 ●「十五周年」 故郷の居酒屋の15周年パーティー。しかし、知った顔もなく、居心地も悪…