2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月のまとめ

3月の読了本は7冊(6作品)だけでした。相変わらずペースが上がりません。このままだと年間100冊にも届かないですね。 3/3 森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』 角川書店 3/4 土橋真二郎 『扉の外』 電撃文庫 3/12 貫井徳郎 『ミハスの落日』 新潮社 3/18 辻…

最近のお買い物

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23日。 江國香織 『ぬるい眠り』 新潮文庫 樋口有介 『風少女』 創元推理文庫 ロバート・ゴダード 『眩惑されて 上』『眩惑されて 下』 講談社文庫 28日。 北村薫 『語り女たち』 新潮文庫 柴田よしき 『ワーキングガール・ウォーズ』 新潮文庫 29日。 新庄…

篠田真由美『王国は星空の下 北斗学園七不思議1』

深い森に囲まれた北斗学園。学園に伝わる七不思議を解明しようと立ち上がったのは、アキ、ハル、タモツという新聞部の三人組だった。だが、夜中に寮を抜け出した彼らは、学園の森のなかで首を吊っている男を見てしまう。彼らの謎解きを邪魔するのはいったい…

最近のお買い物+

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とりあえず、今月上旬は買い物しなかったので、中旬以降のものです。 12日。 近藤史恵 『二人道成寺』 文春文庫 →既読感想 谷原秋桜子 『砂の城の殺人』 創元推理文庫 樋口有介 『刺青(タトゥー)白書』 創元推理文庫 →既読感想 アンソロジー 『卒業。』 ピ…

蒼井上鷹『九杯目には早すぎる』

第26回小説推理新人賞受賞作「キリング・タイム」、第58回日本推理作家協会賞・短編部門候補作「大松鮨の奇妙な客」を収録した蒼井上鷹デビュー作。5作の短編に4作のショートショートが挟まれるような構成です。 ●「大松鮨の奇妙な客」 尾行していると、男は…

辻村深月『スロウハイツの神様』

赤羽環がオーナーのアパート「スロウハイツ」。かつて旅館だったというこのアパートでは、脚本家の環がクリエイターの卵である友人たちを集め、共同生活を送っていた。中でも環が一目置くチヨダ・コーキは、10年前に起きた彼の小説を模倣した猟奇的な大量…

貫井徳郎『ミハスの落日』

重厚な長編が多い貫井さんの新作は、小説新潮を中心に掲載された短編集です。 読んでみて意外だったことが2つ。 1.海外を舞台とした短編集だということはわかっていたけれど、登場人物も現地の人。当然といえば当然だけれど、日本人が中心だと思い込んでいま…

吉川英治賞

もう何日も前に書いたつもりでいたのですがまだだったので。第41回吉川英治文学賞、第28回吉川英治文学新人賞が発表になりました。 http://www.kodansha.co.jp/award/yoshikawa.html 第41回吉川英治文学賞 宮部みゆき 『名もなき毒』 幻冬舎 第28回吉川英治…

土橋真二郎『扉の外』

目を覚ますと、そこは見たことのない空間だった。修学旅行に向かっていたはずなのに。モニター画面では、ソフィアと名乗る人工知能が2年4組の面々に支配と庇護の事実とこの空間でのルールを告げた。動揺するクラスメイトたち。だが、紀之はいち早く腕輪を…

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

後輩である「黒髪の乙女」に心惹かれてしまった私は、夜の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭と彼女の視界に入ることのみ努力してきた。半ばストーカーである。しかし、彼女の言葉は「あ!先輩、奇遇ですねぇ!」・・・私と黒髪の乙女を待ち受けるのは、奇々怪…

3月の予定

ちょっと遅くなりましたが、今月の予定です。 購入予定 ◎=買う、●=その気になれば買う、▲=文庫化されたら買う、×=様子見 ●3/2 恩田陸 『禁じられた楽園』 徳間文庫 ×3/2 森博嗣 『悩める刑事』 岩崎書店 ◎3/7 柴崎友香 『ショートカット』 河出文庫 →既…

2月のまとめ

2月の読了本は7冊でした。ちょっと少ないですね。 2/3 谷原秋桜子 『龍の館の秘密』 創元推理文庫 2/6 有川浩 『レインツリーの国』 新潮社 2/10 荻原規子 『樹上のゆりかご』 C・NOVELS 2/15 五十嵐貴久 『パパとムスメの7日間』 朝日新聞社 2/16 橋本紡 『…

最近のお買い物

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もはや”最近”ではないかもしれないお買い物リスト。地雷覚悟な内容です。 2月19日分。 島田荘司監修 『本格ミステリー・ワールド 2007』 南雲堂 はやみねかおる 『亡霊(ゴースト)は夜歩く<名探偵夢水清志郎事件ノート>』 講談社文庫 伊吹秀明 『黄金…