2007-01-01から1年間の記事一覧

今年最後の更新

結局、『垂里冴子のお見合いと推理』は読み切れず、今年は99冊でした。残念。 みなさん、よいお年を。

1月の予定

ちょっと気が早いですが、もういいですよね。1月の予定です 購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=気になるので一応 ●1/9 北村薫/宮部みゆき編 『名短篇、ここにあり [ 北村薫 ]』 ちくま文庫 ▲1/9 森博嗣 『[rakuten…

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忙しいのでとりあえず。 24日。 原りょう 『愚か者死すべし [ 原りょう ]』 ハヤカワ文庫JA 西澤保彦 『[rakuten:book:12666554:title]』 講談社文庫 桜庭一樹 『少女には向かない職業 [ 桜庭一樹 ]』 創元推理文庫 →既読感想 26日。 野村美月 『“文学少女”…

はやみねかおる『そして五人がいなくなる』

隣の家に出された表札には<名探偵 夢水清志郎>と書かれていた。名探偵を自称する男と三つ子の姉妹が出会うのは巨大遊園地での少女消失事件。しかも、伯爵と名乗る犯人は五人の消失を予告してみせたのだ。「謎はわかった」と豪語する名探偵はどうするのか・…

太田忠司『ミステリなふたり』

愛知県警に勤務する警部補・京堂景子は、その冷静沈着な態度と容赦ない捜査から「鉄女」「氷の女」などと影で囁かれていた。そんな彼女もひとたび帰宅すると若い夫・新太郎にメロメロ。彼は自宅勤務のイラストレーターで、家事が得意なだけでなく、どんな難…

北川歩実『運命の鎖』

優秀な物理学者だった志方清吾。だが、彼は二十数年前、精子バンクに自分の精子を残して失踪してしまった。しかも、彼の父親は50%の確立で遺伝する遺伝病「アキヤ・ヨーク病」で亡くなっていたのだ。残された彼の子供たちは、人生の岐路に立たされていた・…

桜庭一樹『私の男』

花にとって淳悟は遠縁であり、父であり、子どもであり、そして男であった。24歳になり、嫁いでいく花を待ち受けていたものは・・・震災孤児として引き取られた花と、彼女にして「最低だけど最高」と言わしめる淳悟の禁断の愛の物語。 狂気を秘めた深い愛。そ…

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綾辻さん中心で。 12/5 綾辻行人 『[rakuten:book:10420068:title]』 講談社文庫 北村薫 『[rakuten:book:10829478:title]』 中公文庫 12/10 宮部みゆき 『誰か [ 宮部みゆき ]』 文春文庫 竹宮ゆゆこ 『とらドラ!(6) [ 竹宮ゆゆこ ]』 電撃文庫 12/11 綾…

綾辻行人『十角館の殺人 新装改訂版』

大分の沖に浮かぶ角島。そこは異端の建築家中村青司が十角館なる邸宅を残した孤島。半年前に連続殺人の舞台となった角島は、K**大学のミステリ研究会のメンバー7人が訪れたとき、ふたたび悲劇の島へと姿を変えた・・・ 言わずと知れた“新本格ミステリはこ…

米澤穂信『遠まわりする雛』

神山高校に入学し、心ならずも古典部に入部してしまった折木奉太郎。「やらなくてもいいことなら、やらない。やるべきことなら手短に」をモットーとする省エネ主義者の奉太郎だが、福部里志、伊原摩耶花、そして千反田えるといった仲間たちは、彼に安息の時…

樋口有介『不良少女』

取材費の前借りとアルバイトの探偵稼業で金欠をしのぐ“刑事事件専門のフリーライター”柚木草平。元上司で愛人の冴子や担当編集者の直海からの依頼を引き受け、今日も美女にまつわる事件を調べていく・・・ 単行本未収録作品を集めた短編集。 ●「秋の手紙」 …

12月の予定

今月は少なめです。年末進行なのでちょっと早めに店頭に並ぶでしょうか。 購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=気になるので一応 ◎12/6 宮部みゆき 『誰か [ 宮部みゆき ] somebody』 文春文庫 ▲12/8 太田忠司 『[rak…

11月のまとめ

今月はいろいろ忙しく、なかなか読めませんでした。去年のこの時期よりも累計で10冊少ないです。ギリギリ3桁届くかどうか。目標の120冊はとてもムリですね。 11/5 門井慶喜 『人形の部屋』 東京創元社 11/5 似鳥鶏 『理由あって冬に出る』 創元推理文庫 11/1…

森見登美彦『有頂天家族』

糺ノ森に住む下鴨家は狸である。狸の頭領・偽右衛門だった父の死後、その威光が薄れゆく中で偽右衛門の座を争う長兄矢一郎と叔父夷川早雲。「阿呆であることがすべて」な矢三郎は、往年の力を失った師匠・天狗の赤玉先生や半天狗の弁天に翻弄される日々。お…

探してるのにぃ

22日発売で、どうも早売りもありそうなので『[rakuten:book:12605997:title]』と『[rakuten:book:12611814:title]』を探しているのですが、なかなか見つかりません。 田舎だからでしょうか。 おかげで、おちおちネットも見られません。どこかでランキングに…

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11月中旬は5冊購入。積読を減らすには2日に1冊以上のペースで読まないといけないのですね。きびしいなあ。 11/10 乾くるみ 『リピート [ 乾くるみ ]』 文春文庫 アンソロジー 『手紙。 [ 小手鞠るい ]』 ピュアフル文庫 あさのあつこ 『[rakuten:book:125459…

近藤史恵『タルト・タタンの夢』

ギャルソンの高築が勤めるフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」は、従業員4人と規模は小さいが、フレンチ好きの常連が多く、味は確かな素敵な店だ。三舟シェフは無口だけれど、客が持つ悩みやちょっとした事件を、厨房にいながら名推理でたちまちに解…

ひびき玲音、鈴本紅『カレン坂高校可憐放送部 導かれた解答』

突然校長を誹謗中傷する放送が流され、鍵のかけられた放送室では愁也が倒れていた。回復した愁也は警察から事情聴取を受けるが、襲われたときのことを憶えていない。果たして愁也を襲ったのは誰なのか。そして、どうして校長を中傷するのか・・・ 普通の学園…

天城一さん逝去

ミステリ作家の天城一さんがお亡くなりになったそうです。88歳。晩年になってその作品が『[rakuten:book:11262594:title]』や『島崎警部のアリバイ事件簿 [ 天城一 ]』としてまとめられ、高い評価を得たのは記憶に新しいところです。残念としか言いようがあ…

新津きよみ『ユアボイス 君の声に恋をして』

新任美術教師の岡里菜は、赴任先の生徒、五十嵐薫の声に耳を疑った。彼の声は、二年前に何者かに殺害された恋人の伸の声そのものだったのだ。三年生で受験を控えていた薫だったが、里奈が顧問を勤める美術部に入部を希望する。そのことが、薫の従妹の珠緒に…

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昨日と一昨日、2日間分です。 11/7 新津きよみ 『[rakuten:book:12207412:title] 君の声に恋をして』 理論社 佐藤多佳子 『[rakuten:book:11836112:title]』 ピュアフル文庫 近藤史恵 『[rakuten:book:12143114:title]』 東京創元社 →ネットサイン本 [rakute…

似鳥鶏『理由あって冬に出る』

文科系のクラブが集まった芸術棟。ここに夜になるとフルートを吹く幽霊が出るという。この噂によって練習ができなくなってしまった吹奏楽部は、美術部のアトリエで創作活動に励んでいた葉山を巻き込んで、その真相を確かめようとする。幽霊なんているわけな…

門井慶喜『人形の部屋』

かつて旅行会社に勤務しツアーのプランを立てていた八駒敬典は、「歩く百科事典」「電源のいらない検索サイト」などとも呼ばれる博学だったが、今は「家主」と称する専業主夫。中学生になる娘のつばめとともに知識を駆使し、身のまわりに起こる謎を解いてい…

11月の予定

購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=わたし、気になります ▲11/1 折原一 『黒い森 [ 折原一 ]』 祥伝社 ◎11/1 ひびき玲音、鈴本紅 『[rakuten:book:12522635:title]』 コバルト文庫 ▲11/6 森博嗣 『[rakuten:book:12…

10月のまとめ

10月の読了本は以下のとおり。 10/4 北村薫 『1950年のバックトス』 新潮社 10/7 樋口有介 『誰もわたしを愛さない』 創元推理文庫 10/10 柴田よしき 『やってられない月曜日』 新潮社 10/24 有栖川有栖 『女王国の城』 東京創元社 10/26 坂木司 『ホテルジ…

近藤史恵『サクリファイス』

陸上競技で将来を嘱望されていた白石誓は、高校時代に恋人と別れたトラウマからサイクルロードレースに転向した。それは、エースの勝利のためならアシストは犠牲になることも厭わない競技。誓はチームのアシストとしてツール・ド・ジャポンに出場し、エースの…

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10/19 柴田よしき 『[rakuten:book:12109839:title]』 集英社文庫 10/22 綾辻行人 『十角館の殺人新装改訂版 [ 綾辻行人 ]』 講談社文庫 恩田陸 『上と外(上) [ 恩田陸 ]』 幻冬舎文庫 恩田陸 『上と外(下) [ 恩田陸 ]』 幻冬舎文庫 10/23 泡坂妻夫 『生…

坂木司『ホテルジューシー』

浩美が夏休みのバイト先に選んだのは居心地のいい石垣島。だが、慣れた頃にオーナーの依頼で那覇のホテルに移ることになった。そこはオーナー代理を筆頭に、マイペースで一風変わった人たちがいる宿。宿泊客たちの抱える事情も様々で、浩美は正義感からつい…

有栖川有栖『女王国の城』

大学に姿を見せなくなった江神。どうやら行き先は新興宗教の本拠地、神倉らしく、身を案じたアリスたち英都大学推理小説研究会の後輩4人は神倉へ向かう。江神の安否を確認し、手間はかかったものの合流したアリスたち。だが、滞在していた人類協会の総本部で…

トラックバックのこと

一週間ほど前に藍色さんから「トラバが届かないみたいです」というコメントをいただいていたのですが、どうやらはてなの不具合だったようです。 今日、はてなダイアリー日記に「トラックバックを送受信できない不具合を修正しました」とありました。 そこで…