2007-01-01から1年間の記事一覧

登録

昨夜、本好きな人のためのSNS「本を読む人々。」に登録してみました。こういうSNSって長続きしたためしがないので、今回も不安なのですが。 とりあえず登録はしてみたものの、どうしたらよいのか手をこまねいている感じです。

新幹線に乗ると

昨日は、とあるシンポジウムのため、出張しました。久しぶりの新幹線です。 そんなに遠くへ行くのではありませんが、いつも新幹線に乗ると考えることがあります。昨日もそうでした。 このまま東京まで行ってしまおうか。 久しぶりに神保町にも行きたいし、新…

最近のお買い物

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10/2 西澤保彦 『[rakuten:book:12117363:title]』 光文社文庫 10/9 有栖川有栖 『[rakuten:book:12244044:title]』 東京創元社 坂木司 『[rakuten:book:12207487:title]』 角川書店 10/10 大沢在昌 『闇先案内人(下) [ 大沢在昌 ]』 文春文庫 東野圭吾 『…

柴田よしき『やってられない月曜日』

大手出版社に勤めるOLの高遠寧々は、エリートぞろいの社内でコネ入社であることを後ろめたく感じていた。もうすぐ三十路、けれど彼氏もいないし見た目もイマイチ。気の合う同僚はいるけれど、肩身の狭い思いをしながら経理部で働く寧々に、会社での悩みだけ…

打海文三さん逝去

先ほど、作家の打海文三さんの訃報を知りました。9日早朝に、心筋梗塞とのこと。驚きました。打海さんの作品は読んだことがないけれど、いろいろな方の書評や感想を拝見し、スケールの大きな作品を書かれるかただと思っていました。いつか読みたい、そう思わ…

樋口有介『誰もわたしを愛さない』

桜の花びらが舞う季節。打ち合わせで月刊EYES編集部を訪れたフリーライターの柚木草平は石田に代わる担当編集者として小高直海を紹介された。同時に依頼されたのは渋谷のラブホテルで起きた女子高生殺人事件の特集記事。請け負ったものの、柚木にとって食指…

森見登美彦氏出演『トップランナー』を見る

というわけで、『トップランナー』を見ました。普段見ない番組なのでいつもどんなことしているのか知りませんが、本上まなみさんが『夜は短し歩けよ乙女』の、黒髪の乙女のパートを朗読するとは思いもしませんでした。 いろいろ面白い話が聴けましたが、やっ…

北村薫『1950年のバックトス』

「小説新潮」誌に掲載された掌編を中心に23作集めた作品集。 ちょっと怖い話、くすっと笑わせてくれる話、心があたたかくなる話など23も作品があると様々なのですが、どれも北村印の判が打たれているかのようで、静かで淡々と語られる中に味わいや深みが感じ…

恩田陸『木洩れ日に泳ぐ魚』

すべての荷物が運び出された部屋。この部屋で過ごすのも今夜が最後。だから、確かめなければいけない。高橋千浩と藤本千秋、二人は互いに疑っていたのだ。一年前のあの日、あの男を殺したのは、目の前のこの人に違いないと・・・ たった一晩の二人のやりとり…

米澤穂信『インシテミル』

求人雑誌に載っていたバイトは破格の条件だった。誤植じゃないのか。訝しがっていた結城理久彦だったが、車を買いたい一身で参加してしまう。時給1120百円のバイトは暗鬼館という地下の館で7日間、12人でモニターとして生活するというもの。だがそれは、殺し…

10月の予定

購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=気になる ◎10/5 大沢在昌 『パンドラ・アイランド(上) [ 大沢在昌 ]』『[rakuten:book:12309110:title]』 徳間文庫 ▲10/5 米澤穂信 『[rakuten:book:12144528:title]』 角川書…

9月のまとめ

9月は9冊読了。忙しかったわりにはよく読んだかな。 9/3 加納朋子 『ぐるぐる猿と歌う鳥』 講談社 9/8 柴田よしき 『朝顔はまだ咲かない 小夏と秋の絵日記』 東京創元社 9/9 乃南アサ 『凍える牙』 新潮文庫 9/12 土橋真二郎 『扉の外3』 電撃文庫 9/13 若竹…

昨日のお買いもの

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とりあえず、本屋さんに頑張ってもらうには本を買わねば、ということです。 折原一 『[rakuten:book:12123398:title] 偽りの館』 講談社文庫 北森鴻 『螢坂 [ 北森鴻 ]』 講談社文庫 西澤保彦 『パズラー [ 西澤保彦 ] 謎と論理のエンタテイメント』 集英社…

書店がなくなるということ

自動車通勤をしているので、仕事帰りに立ち寄る書店は何ヶ所かあります。ところが、そのうちの1つが来月中に閉店するらしく、大きなショック。どうやら道路の拡幅工事の関係だとか。 実は、同じ通り沿いで1kmも離れていないところの書店も移転のためここ1ヶ…

石持浅海『月の扉』

国際会議を控えた沖縄で、羽田行の琉球航空便が離陸直前にハイジャックされた。それぞれ乳幼児を人質にした3人の犯人達の要求は、沖縄県警に誘拐犯として逮捕された男を時間までに空港へ「連れてくる」ことだった。だが、予想もしていない事態が起こる。人質…

中西智明『消失!』

高塔市で起こった3つの事件。それは見事な赤毛の持ち主ばかりが狙われる事件だった。しかも、犯人は現場から消失し、そればかりか死体までもが消失したのだ。著書『都市と探偵』で一躍有名になった新寺仁は、私立探偵開業後の初仕事としてこの事件に取り掛か…

最近のお買い物+

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9月中旬分です。 9/17 柴田よしき 『[rakuten:book:11795878:title]』 文春文庫 五十嵐貴久 『交渉人 [ 五十嵐貴久 ]』 幻冬舎文庫 9/18 樋口有介 『誰もわたしを愛さない [ 樋口有介 ]』 創元推理文庫 →「本が好き!」より献本していただきました。ありがと…

若竹七海『水上音楽堂の冒険』

自転車との事故で頭を打ち、記憶に障害を負った荒井冬彦。親友の静馬に頼まれ、真魚とともに水上音楽堂での卒業コンサートの準備を手伝った。だが、冬彦の記憶の件が発端になって、静馬と後輩の水江が喧嘩をしてしまう。そして翌朝、水江が遺体で発見された…

土橋真二郎『扉の外3』

修学旅行に行くはずが、謎の空間に閉じ込められた2年2組。彼らはゲームでの敗北によりカードの配給も受けられなくなり、ただぼんやりと時間を送っていた。そこへソフィアから提示されたのは、バーチャル空間でのサバイバルゲーム。銃と弾丸のゲームが始まっ…

乃南アサ『凍える牙』

深夜のファミリーレストランで、客の男が突然燃え上がるという事件が起きた。男の死因は焼死。しかし、男の脚には動物に咬まれた傷があった。機動捜査隊の音道貴子はベテランの滝沢とのコンビで捜査にあたるが、同じような動物による咬殺事件が相次いだ。 第…

柴田よしき『朝顔はまだ咲かない』

高校生の頃、学校でいじめにあったことからひきこもりになってしまった鏡田小夏。家から一歩も出ず、母親の代わりに家事をする小夏に、親友の宮前秋はいつも不思議な出来事や謎を持ってきてくれる。爽快な青春ミステリ。 6編を収録した連作短編集。部屋に閉…

昨日のお買い物

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9/10 土橋真二郎 『扉の外(3) [ 土橋真二郎 ]』 電撃文庫 赤川次郎 『桜色のハーフコート [ 赤川次郎 ]』 光文社文庫 野村美月 『“文学少女”と慟哭の巡礼者 [ 野村美月 ]』 ファミ通文庫 アンソロジー 『I love you [ 伊坂幸太郎 ]』 祥伝社文庫

読書傾向を振り返って

最近の自分の読書傾向を振り返ると、あきらかにブログを始めた頃とは異なることがわかり、いささか愕然とします。 例えば、ごく初期である3年前、2004年の8〜9月の読了本は次のようなものでした。 8/4 西澤保彦 『幻惑密室』 講談社文庫 8/11 若竹七海 『悪…

加納朋子『ぐるぐる猿と歌う鳥』

父親の転勤で東京から北九州の社宅にやってきた小学5年生の森(シン)。そこで出会ったのはココちゃん、あや、竹本五兄弟、そしてパックという個性豊かな子どもたち。彼らは東京では問題児として扱われてきた転校生のシンをあっさりと受け入れたのだった・・…

9月の予定

購入予定 ◎=買うつもり、●=検討中、▲=文庫化待ち、×=一応 ◎9/1 アンソロジー 『I love you [ 伊坂幸太郎 ]』 祥伝社文庫 ●9/1 柴田よしき 『夜夢 [ 柴田よしき ]』 祥伝社文庫 ▲9/1 中村航 『あなたがここにいて欲しい [ 中村航 ]』 祥伝社 ▲9/1 石持浅…

8月のまとめ

8月は8冊。夏休みがあったはずですけど8冊。家にいる時間が長いのに8冊。まあ、祭りに出たりしましたしね。 8/3 坂木司 『ワーキング・ホリデー』 文藝春秋 8/7 鈴本紅/ひびき玲音 『カレン坂高校 可憐放送部』 コバルト文庫 8/10 日向まさみち 『本格推理…

最近のお買い物

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8月最後の1冊を。 30日。 柴崎友香 『ショートカット [ 柴崎友香 ]』 河出文庫 →既読感想

三崎亜記『となり町戦争』

ある日、突然戦争が始まることが告げられた。相手はとなり町。「広報まいさか」でそれを知らされた僕だったが、実際戦争が始まっても、銃声が鳴るわけでもなく、流血を目にすることもない。ただ、「広報まいさか」に掲載される戦死者の数だけが増え続けた。…

鈴本紅・ひびき玲音『カレン坂高校 可憐放送部』

数年前に女子校から共学になったカレン坂高校。全国大会で毎年入賞する実力を持つ放送部は代々女性がパーソナリティを務め、3年生の南美星空から潮崎なちるへと引き継がれていた。後継者を早く探さなければならない2年生のなちるたちだったが、肝試しの日、…

年末のランキングに早川が参入

毎年、暮れのミステリ商戦を賑わすランキング本たち。 『このミス』*1『本ミス』*2「文春」*3が主だったところだったのですが、今年は早川書房も参入するようです。 ベスト・ミステリ2007募集のお知らせ 広く一般に国内・海外それぞれ3冊ずつの投票を募る模…