2008年のまとめ ミステリ・エンタメ編
さて、少々遅くなりましたが昨年一年を振り返る2008年のまとめ。今年も135冊というたいして多くもない読了本の中から、僕が楽しませてもらった本を3作挙げたいと思います。
まずはミステリ・エンタメ編から。
1位 伊坂幸太郎 『ゴールデンスランバー』 新潮社
何と言われようがはずすことができない作品。逃走の緊迫感と伏線回収の手際のよさは格別です。まさに極上のエンターテインメント。
2位 牧薩次 『完全恋愛』 マガジンハウス
あの大家が別名義で書き上げた、ひとりの男の生涯。隠れていた愛情が姿を現す様は圧巻。この名前にピンときた人も、そうでない人も読んで欲しい。
3位 辻村深月 『名前探しの放課後』 講談社
この世界に没頭してほしい、そんな作品。この真相に、あなたは気付きますか?
なお、番外編として豪華な執筆陣がそれぞれの持ち味で楽しませてくれた『Story Seller』と、つぼにはまりまくりだった五十嵐貴久『For You』を挙げたいと思います。
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