ドラマ『福家警部補の挨拶 〜オッカムの剃刀〜』

 昨夜、録画してあった『福家警部補の挨拶 オッカムの剃刀』を見ました。ここ数日であまりよくない評判もチラッと見かけていたので不安だったのですが、けっこう楽しませてもらいました。


 原作を読んでいるとどうしても比べたくなってしまいます。福家の印象が違う気がしましたが、これはこれでよかった気がします。永作さんのイメージに合わせたのかな。ただ、随所に盛り込まれたあのユーモアはちょっと過剰でしょう。電線音頭は別のところで見たかった。
 大倉さんの原作を読んだのは二年前のこと。こちらはそのときの感想。その中からちょっと抜粋。

端整に書かれた分だけユーモアが足りない。そしてこれは意図的なことかもしれないのですが、主人公である福家警部補の特徴が薄いかな。いっそのこと萌えキャラのようにしてしまってもいいかも。ただ、そうするとドラマ化したときのキャスティングが・・・

 いったい何を書いているのでしょう。
 せっかくなので、このキャストで続編もドラマ化してくれないかな。
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おすすめ平均 star
star倒叙ミステリは犯人次第
starとりあえず『挨拶』から
star何かが足りない気がする

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