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クラブでサックスを弾く高校生の高幡冬也に一目ぼれした香奈子。冬也を一目見るためにクラブに通いだしたが、それだけでは満足できない。未来を鏡に映す方法を聞いた香奈子はそれを試してみた。午前零時、鏡を振り返るとそこには女の子の姿が。きっと彼との…
あれから2年。中学生だったぼくたちも、別々だけど高校に入学した。だけど、バラバラになったわけじゃない。呼べばすぐに集まるし、「もんじゃ ひまわり」を秘密基地によく集まっているんだ。ダイとジュンとナオトとぼく、固い絆とゆるい冗談で結ばれた鉄壁…
大学生の富岡秀之が通うゼミには個性的なメンバーが揃っている。手品を得意としている高屋、白馬の王子様を信じてやまない朋美、男性陣の憧れの的佳代子、そしてミステリマニアの多根井理。試験の模擬解答作りに高屋のマンションに集まっていると、ゼミ仲間…
父親の友人浅木さんに招待されて、六甲山の別荘でひと夏を過ごすことになった寺元進。浅木さんの息子一彦は同じ14歳で、たちまちふたりは意気投合した。やがてふたりは散歩の途中に出会った倉沢香という少女にひかれ、夏休みの大半を三人で過ごすことになる…
色街で連続して起こった殺人事件。被害にあった男は、顔を砕かれた者ばかりだった。やがてその容疑者として噂されだしたのは、隣に住む代書屋の男。彼は、文字を書くことができない娘たちに代わって、田舎への手紙を代書していたのだ・・・(「藤の香」) 昨…
夏休みに入って間もないある朝、グラウンドでひとりの生徒が遺体となって発見された。状況では校舎の窓から転落したようだが、自殺なのか他殺なのか事故なのかはっきりしない。学校の呪いという説もある。様々な立場にある17歳の高校生探偵たちは一斉に走り…
高校生の翔太は、持ち出した義父の大切なクラリネットを、不良たちの手で壊されてしまった。そのショックからか、翔太は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の音が聞こえなくなってしまう。しかも、どうやら関さんは事件に巻き込まれて拉致されたようで・・・…
米国放浪の経験を持つ五条文也は、帰国後警視庁でサーベルの指導に当たり、後に函館水上警察署の次席となった。明治二十四年の函館は外国船が数多く来航する港町として栄え、同時にそれは外国人がらみのトラブルが頻発することをも意味している。五条をはじ…
就職を間近に控えた大学四年の秋、同級生の祥子がアパートで遺体となって発見された。彼女の死は加賀たち仲間を悲しませるとともに、疑問を残した。彼女は自殺なのか、他殺なのか。その疑問が解ける前に、次なる悲劇が彼らを襲う・・・ 加賀恭一郎初登場。後…
ギャルソンの高築が勤めるフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」は、従業員4人と規模は小さいが、フレンチ好きの常連が多く、味は確かな素敵な店だ。三舟シェフは無口だけれど、客が持つ悩みやちょっとした事件を、厨房にいながら名推理でたちまちに解…
東京帝大を卒業した二条実房は、キャリア警察官として交番研修から埼玉中央署勤務へ。学生時代左翼組織に属した彼は、刑事だった父を学生運動で喪い、組織のリーダーとなった親友に恋人を奪われた経験がある。その二条を指名して出頭してきたのは、恋人佐々…
明日が返却期限だった古処誠二さんの『少年たちの密室 (講談社ノベルス)』を読了。 突然起きた東海大地震。倒壊したマンションの地下駐車場に閉じ込められた6人の生徒と1人の担任教師。暗闇の中、二手に分かれて反目しあう生徒たちと何とか間を取り持とう…
3日に乾くるみさんの『マリオネット症候群 (徳間デュアル文庫)』を読了。 わたしは高校一年生の御子柴里美。夜中に目が覚めると、自分の身体が思うように動かせなくなっていた。どうやら何者かに身体を乗っ取られてしまったらしい。徐々に事態を把握できるよ…
友桐夏さんの『リリカル・ミステリー 盤上の四重奏―ガールズレビュー (コバルト文庫)』を読了。 17年間、閉鎖された広大な屋敷で特別な存在として暮らしてきた少女・都。屋敷を出て塾に通うようになった彼女は、初めてできた友人・璃花と話す中で「特別な生…
「歩行祭」、それは一昼夜かけて80km歩くという北高の一大イベント。クラスメイトと、部活の仲間たちと夜歩く、あるいは走る。それだけのことなのに、それは特別なことだった。そして貴子は、この歩行祭に1つの賭けをしていた。 青春真っ只中。そんなイメー…
京大5回生(休学中)の森本は、1つの研究対象を追い続けている。「水尾さん研究」。彼は生涯において唯一交際し、そして彼を袖にした女性である水尾さんを研究し続けているのだ。ストーカーまがいの行動を続ける森本と、飾磨、高藪ら仲間たちの妄想系青春小…
招待され、別荘にやってきた美袋は、そこで初めて会った佑美子に惹かれた。だが夜中に起きた殺人事件で別荘の主大垣は殺害され、佑美子も死体で見つかった。有力な容疑者とされてしまった美袋は窮地に陥るが・・・「遠くで瑠璃鳥が啼く声が聞こえる」 タイト…
「僕の孤独が魚だとしたら・・・」そんなフレーズから始まる小説。この小説に惹かれたある男は、自らの売れないバンドの最後のレコーディング曲の歌詞として、この小説を使った。この小説を思い出したある男は、山道を運転中に・・・(「フィッシュストーリ…
遠子先輩が受験勉強に専念するため文芸部を休部すると言い出した。考えてみれば、受験生なのだから当然のことだ。一抹の寂しさを覚える心葉だったが、ななせの親友水戸夕歌が姿を消してしまったことを知り、ふたりだけで夕歌の行方を追うことに・・・ 受験と…
古賀の「生きる目的」のために「ゼロ年代探偵小説研究部」として復活した完全犯罪研究部。表の名前は変わっても、部室がせまくなっても、やることに変わりはない。裏活動として様々な事件に首を突っ込むうち、またしてもとんでもない状況に行き着いてしまい…
いよいよ普門館への第一歩を踏み出したハルタやチカたち。まずは地区予選から。弱小吹奏楽部はいったいどこまで歩を進めることができるのか・・・ 『退出ゲーム』『初恋ソムリエ』に続くシリーズ第3弾。なんでも「ハルチカシリーズ」という名前がついている…
就職できないまま大学を卒業した康輔。彼が偶然手に入れたのは、人気ミュージシャン広瀬琉奈の詩集だった。ところが、その詩集には霊が憑いており、康輔に指示を始めたのだ。彼女を殺した犯人を探せ、と。成仏するために事件の真相へと動き出した康輔は、や…
新時代に台頭した「機甲兵装」と呼ばれる近接戦闘兵器。その進化系「機龍兵」の導入にあたって、警視庁は3人の傭兵を搭乗要員として契約した。彼らは警察組織の中で孤立し、機甲兵装による地下鉄駅立て籠もり事件への対応でSATと衝突してしまう・・・ もはや…
日曜は憧れの国 (創元推理文庫) 作者: 円居挽 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2016/05/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 母親に指示され、四谷のカルチャースクールに体験で5回通うことになった千鶴。最初の料理教室では同じ中学…
今日はアンソロジー『大密室』です。本格ミステリには切っても切り離せない要素である密室トリックに有栖川有栖、法月綸太郎、山口雅也など7名が挑みます(文庫版では西澤保彦を加えて8名)。お得です。作家1人1人にそれぞれの密室観があり、作品の後に…
週末、石田衣良さんの『4TEEN』を読みました。直木賞受賞作を読むのは『私が殺した少女 [ 原りょう ]』以来です。 舞台は東京・月島。テツロー、ジュン、ナオト、ダイという4人の普通? の14歳の物語。 早老症という難病のナオトや誤って父親を殺してしまう…
北森鴻『桜宵』を昨夜読了しました。 ビアバー「香菜里屋」シリーズの第2短編集。マスターである工藤が、常連たちを取り巻く謎を解いていきます。 以下、各編について。 ●「十五周年」 故郷の居酒屋の15周年パーティー。しかし、知った顔もなく、居心地も悪…
昨夜、大沢在昌さんの『帰ってきたアルバイト探偵』を読了。 前作『拷問遊園地 [ 大沢在昌 ]』以来、久しぶりにスーパー・ハイスクール・スチューデント・デイテクティブ、冴木隆クンが帰ってきた。もちろん、不良中年リョースケもいっしょに。 リュウクンの…
昨日読了した大倉崇裕さんの『やさしい死神 (創元クライム・クラブ)』、おなじみの落語シリーズだけに安定した面白さがありました。 『三人目の幽霊』『七度狐』に続く落語ミステリ第3弾の短編集。「季刊落語」の編集長牧大路と新米編集者間宮緑のコンビが…
村山由佳さんの『坂の途中』を読了。 部屋を借りて一人暮らしをはじめた勝利。一人暮らしをすれば、かれんと二人きりの時間を過ごせると思っていたが、すれ違い気味でなかなか思うようにはいかない。バイト先の『風見鶏』でも失敗を繰り返す勝利。星野りつ子…