2008-01-01から1年間の記事一覧

竹宮ゆゆこ『とらドラ5!』

文化祭! 竜児たち2-Cは出し物を決める段階から大騒ぎ。そして、夕飯の買い物をしていた竜児と大河の前に現れた男は、なんと大河の父親だった。大河との関係を修復したいと考える父親に従い、竜児は大河との橋渡し役になろうと努力する・・・ 一年ぶりに読む…

桜庭一樹『荒野』

恋愛小説家の父、若い家政婦との3人で北鎌倉に暮らす山之内荒野。中学校の入学式に向かう途中の電車で窮地に陥った荒野は、ひとりの少年に助けられた。その少年・悠也は荒野と同じクラスになったのだが、荒野の名を知るとなぜか冷たい視線をぶつけてきた・・…

最近のお買い物

get

8月中旬分。いまさらですが。 8/11 東野圭吾 『容疑者Xの献身 [ 東野圭吾 ]』 文春文庫 貫井徳郎 『追憶のかけら [ 貫井徳郎 ]』 文春文庫 『[rakuten:book:13022481:title]』 宝島社 [rakuten:book:13022481:image:small] 8/12 白瀬修 『おと×まほ(2) [ …

有川浩『ラブコメ今昔』

年齢だって性別だって職業や階級だって関係ない。自衛隊を舞台にした、ラブコメ短編集第二弾。 ●「ラブコメ今昔」 今村のもとにやってきた隊内紙「あずま」の取材。その内容は、30年も前の妻とのなれそめ・・・さすがに落ち着いた雰囲気のある物語。お漬物は…

杉井光『さよならピアノソナタ3』

イベント続きの二学期。初めての単独ライブを前にナオたちはうたい、走る。そんな折に来日したヴァイオリニストのユーリは、かつて真冬と演奏旅行をともにしたこともある美少年で、しかも真冬のギターの師でもあった。文化祭でのライブを間近に控え動揺する…

宮木あや子『白蝶花』

大正時代の芸妓、戦前の妾、戦中の女中、そして終戦直後の政治家の娘。時代は移り変われども、女はただひたすら一途に男を思い続けた。いまだ女性に自由がない抑圧された時代を駆け抜けた女性たちの恋物語。 宮木あや子さんの3作目はデビュー作『花宵道中』…

早矢塚かつや『死神ナッツと絶交デイズ』

幌右の前に現れた二つの世界。それは世界が二つに分岐したことを意味していた。ひとつは未来を見ることができる詩夏のいる世界。もうひとつは詩夏のだいしんゆーである絶交少女・夜空のいる世界。どちらかが事故で死んでしまう? 幌右はどちらを選ぶ? 選ぶ…

最近のお買いもの

get

とりあえず8月上旬分です。 8/4 桜庭一樹 『桜庭一樹 [ 桜庭一樹 ] 〜物語る少女と野獣〜』 角川書店 8/7 竹宮ゆゆこ 『とらドラ!(8) [ 竹宮ゆゆこ ]』 電撃文庫 杉井光 『さよならピアノソナタ(3) [ 杉井光 ]』 電撃文庫 アンソロジー 『電撃コラボレ…

みかづき紅月『ぶよぶよカルテット』

教室に忘れたノートを取りに、夜の学校へ忍び込んだ地梨琢己。ピアノの音色に魅せられて音楽室に行くと、弾いていたのは奇抜な行動で知られる先輩音城トリルだった。彼女に気に入られたことでクラスでは白い目で見られるが、それに一番反応したのは琢己の幼…

七飯宏隆『タロットの御主人様。3』

夏といえば海! 二週間で集めたタロットはたった4枚。タロットとの遭遇率の悪さを指摘された秋人は、長期戦になることを覚悟し気分転換に臨海学校にでかけた。しかし海では籐子が陰謀を企て、メイドの志津乃とともに実行に移さんとしていた・・・ あれ、タロ…

8月の予定

購入予定 ◎=買うつもり、●=購入検討中、▲=文庫化待ちもしくは図書館で、×=気になるので一応 ◎8/5 東野圭吾 『容疑者Xの献身 [ 東野圭吾 ]』 文春文庫 ×8/6 石崎幸二 『[rakuten:book:13022300:title]』 講談社ノベルス ×8/6 深水黎一郎 『[rakuten:book:…

ラノサイ杯に参加します

「2008年上半期ライトノベルサイト杯」に参加します。前回は不参加でしたので、一年ぶりの投票です。って、今日までですよね。 新規作品部門 早矢塚かつや 『死神ナッツと絶交デイズ』 MF文庫J 【08上期ラノベ投票/新規/9784840123211】 みかづき紅月 『ぶよ…

7月のまとめ

7月は後半になってラノサイ杯対策をしたけど、もう少し読みたかったな。〆切までもう少し読みます。 7/2 アンソロジー 『Story Seller』 新潮社 7/5 有川浩 『空の中』 角川文庫 7/6 有川浩 『図書館革命』 メディアワークス 7/8 有川浩 『海の底』 メディア…

最近のお買い物

get

7月下旬は大量でした。 7/22 ロバート・ゴダード 『[rakuten:book:13004858:title]』『[rakuten:book:13004859:title]』 講談社文庫 はやみねかおる 『踊る夜光怪人 [ はやみねかおる ]』 講談社文庫 氷室冴子 『[rakuten:book:10000922:title]』 集英社文庫…

七飯宏隆『タロットの御主人様。2』

お嬢様学校の聖ケーリー・イェール女学院では、鷺宮籐子というカリスマ性を持った美少女による不可解な占いが大きな力を持っていた。怪しいものを感じた秋人は結夏や香澄とともに変装して女学院に侵入するが、籐子には「女教皇」のタロットが憑依していた・…

中田永一『百瀬、こっちを向いて。』

アンソロジー『I LOVE YOU』に収録された「百瀬、こっちを向いて。」で颯爽と登場した覆面作家中田永一さんのデビュー短編集。 ●「百瀬、こっちを向いて。」 人間レベルが低い僕は、幼馴染の宮崎先輩からの頼みごとを引き受けた・・・既読。嘘から出た実とい…

葵せきな『生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3』

相変わらず駄弁り続ける碧陽学園生徒会。やっぱり今回もお子サマ生徒会長・桜野くりむが小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語ることから始まる駄弁り。今日も、どうでもいいようなことをただひたすら駄弁り続ける生徒会・・・ 本当に相変わらず…

七飯宏隆『タロットの御主人様。』

名門・四阿家の跡継ぎである秋人は、落ちこぼれの占現師。分家の幼馴染・古城結夏にはバカにされ続ける毎日。だが、ある奇妙な依頼を受け、祖母が封印し、解けないと思われたタロットカードの封印を解いてしまったがために、とんでもないトラブルに。解き放…

みかづき紅月『サムライエイジ』

普通の女の子になりたい。剣の家に生まれた必殺剣の使い手・三月弥(みつきやよ)はそう願い、家を出て進学することにした。進学先はエリート校の蘇峰学園。楚々とした乙女に生まれ変わり、恋をすることを夢見た弥だったが、蘇峰学園は帯刀が常識、力こそが…

はてなカウンターが!

今までダイアリーの2ヵ所に同じはてなカウンターを貼り付けていました。 左上と右下です。 深い意味はなくて、ただ2ヶ所あったら便利かなと。 ところが、今日になって気がついてしまったのです。 2つのカウンターの数字が違うことを。 左上が「100000」なら…

松井千尋『ハーツ ひとつだけうそがある』

バイト先のオーナーの息子・鹿島了からの依頼。それは了の弟・周平に成りすまし、従妹の小野木真純の恋人になってほしいというものだった。真純は心臓の病で未来が期待できない身。依頼された宮田輝幸は、「歳よりも大人」「平気でウソをつける」テルにしか…

これってどうよ? 「乙一再生工場」?

みなさんはこれ、どう思いますか? 「乙一 小説再生工場」 パッと見は、「没になって日の目を見ることがない原稿を乙一さんに託してみませんか」、というように見えるかもしれませんが、「どうか乙一に愛の手を」というにおいがぷんぷんします。 それでいい…

松田志乃ぶ『嘘つきは姫君のはじまり ひみつの乳姉妹』

母の血筋は一流なのに、父親が誰かわからず落ちぶれ、貧乏になった姫君・馨子。乳姉妹の宮子と暮らしていたが、ある日馨子の父親は超名門貴族だったことがわかり、ふたりは義兄の兼通のもとへ。だが、兼通の前で馨子と名乗ったのは、身代わりになった宮子だ…

最近のお買い物

get

7月中旬は3冊購入でした。 7/11 松井千尋 『[rakuten:book:11005044:title] ひとつだけうそがある』 コバルト文庫 7/18 葵せきな 『生徒会の三振 [ 葵せきな ] 碧陽学園生徒会議事録3』 富士見ファンタジア文庫 みかづき紅月 『[rakuten:book:13008737:title…

有川浩『海の底』

桜祭りにあわせて開放された横須賀基地にやってきたのは市民だけでなく、海から無数の巨大な甲殻類が襲ってきた。停泊中の潜水艦「きりしお」の夏木大和と冬原春臣は、艦長の命と引き換えに逃げ遅れた子どもたち13人を艦内に避難させることに成功したのだが…

有川浩『図書館革命』

敦賀原発を狙ったテロが発生した。そのテロは鎮圧されたが、手口が当麻蔵人の著書『原発危機』の内容と酷似していたことから、メディア良化委員会は当麻の身柄確保に動き出した。作家狩りである。図書隊は横暴を食い止めるべく、先んじて当麻の身柄を保護し…

そうか・・・直木賞のサイン読み

そうか。 桜庭一樹さんが『荒野の恋』の続きを書き下ろしてまで『[rakuten:book:12888638:title]*1』という単行本で受賞第一作にしたのは、「次は井上荒野*2さんですよ」というサインだったのか!! だから伊坂さんも辞退したのか! それさえ見破っていれば…

芥川賞、直木賞発表

昨夜、第139回芥川龍之介賞、直木三十五賞が決まりました。 【芥川賞】 磯崎憲一郎 「眼と太陽」 (文藝夏号/河出書房新社) 岡崎祥久 「ctの深い川の町」 (群像6月号/講談社) 小野正嗣 「マイクロバス」 (新潮4月号/新潮社) 木村紅美 「月食の日」 …

有川浩『空の中』

四国沖の演習空域で試験機「スワローテイル」と自衛隊のF15Jイーグル戦闘機が相次いで謎の事故を起した。その高度は2万メートル。事故機とともに飛行していた武田光稀三尉と日本航空機設計の春名高巳は現地調査に乗り出す。一方、高知ではイーグルのパイロッ…

いろいろ

昨夜、サイドバーに「ジオターゲティングブログパーツ」をつけてみました。新し物好きというつもりはあまりありませんが、ちょっと気が向いたので。 ちなみに、今現在福井県が40%で1位のようです。福井県といえば徳島県とともに日本地図のどこにあるのか…