読みかけはよくない

 最近本棚を眺めていると、たまっていく文庫本にはどうやら読みかけのシリーズ物が多いことに気が付きました。
 読みたいから買うのに、なんとなく読まない。途中まで読んでしまったから、買わないわけにもいかない。
 これは精神衛生上よくない!
 とりあえず、読みかけになっているシリーズもののミステリをメモして、この夏に備えることにします。

作者・シリーズ名 既読 積読
有栖川有栖・火村シリーズ 『マジックミラー』など11冊 『朱色の研究』『暗い宿』『マレー鉄道の謎』『スイス時計の謎』『白い兎が逃げる』
大沢在昌新宿鮫シリーズ 新宿鮫』など5冊 『氷舞』『灰夜』『風化水脈』
太田忠司狩野俊介シリーズ 『月光亭事件』など4冊 『玄武塔事件』『〜事件簿』『天霧家事件』『降魔弓事件』『〜肖像』『白亜館事件』
太田忠司新宿少年探偵団シリーズ 新宿少年探偵団』など3冊 『紅天蛾』『鴇色の仮面』『まぼろし曲馬団』
倉知淳・猫丸先輩シリーズ 『日曜の夜は出たくない』 『過ぎ行く風はみどり色』『幻獣遁走曲』『猫丸先輩の推測』
黒崎緑・しゃべくり探偵シリーズ 『しゃべくり探偵』 『しゃべくり探偵の四季』
坂木司・ひきこもり探偵シリーズ 『青空の卵』 『仔羊の巣』『動物園の鳥』
篠田真由美・建築探偵シリーズ 『未明の家』 『玄い女神』『翡翠の城』『灰色の砦』『原罪の庭』『美貌の帳』『桜闇』
柴田よしき・RIKOシリーズ 『RIKO』など2冊 『月神の浅き夢』
西澤保彦・タック&タカチシリーズ 『解体諸因』など3冊 『麦酒の家の冒険』『仔羊たちの聖夜』『スコッチ・ゲーム』『依存』『黒の貴婦人』
西澤保彦・神麻嗣子シリーズ 『幻惑密室』 『実況中死』『念力密室!』『夢幻巡礼』『転・送・密・室』『人形幻戯』
貫井徳郎・症候群シリーズ 『失踪症候群』 『誘拐症候群』『殺人症候群』
原りょう・沢崎シリーズ 『そして夜は甦る』など3冊 『さらば長き眠り』
麻耶雄嵩メルカトル鮎シリーズ 『翼ある闇』など3冊 『メルカトルと美袋のための殺人』『鴉』『木製の王子』『名探偵木更津悠也』


 ざっと思いつくのはこんなところ。「1冊だけ読んだ」「3冊まで読んだ」っていうのが目につきます。中途半端ですね。もちろん、すべて読んでいるシリーズもありますけどね。
 この中で、夏のうちに1つか2つは読みきりたいものです。