本屋大賞

 随分遅くなっちゃいました。
 発表当日(5日)は楽天で授賞式を中継するというので、なんとかその時間までに帰宅しようとしたのですが、家に着いたときには既に時計は8時を回り、中継は受賞された佐藤さんのサイン会、撮影会と化していました。


 で、皆様ご存知の通り結果は佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』が大賞、僅差の2位に森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』、以下『風が強く吹いている』『終末のフール』『図書館戦争』・・・となりました。
 まあ、大賞受賞作は世評でも本命でしたし、きっと素晴らしい作品なのでしょうね。森見派の僕としては残念な結果でした。「なむなむ!」ってしたのに。


 さて、気になったことが一つ。
 前日までの本屋さんでの『一瞬の風になれ』の扱い方を見ると、結果は一目瞭然でした。
 だって、『一瞬の風になれ』3冊(全3巻)のスペースと、『夜は短し歩けよ乙女』以下9冊のスペースが同じですから。あとは帯の付け替えだけ、って状態。もうまるわかりです。言い分はあるかもしれませんが、この辺の情報管理をきちっとしないとちょっと醒めてしまいますね。

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