2015年05月28日のツイート
@shiba_moto: RT @nitadorikei: と、偉そうに書いていますが、これはまあすっごい基本的なことなので、本格ミステリ(特に、派手なトリックのあるもの)を書く方はみなさん当然心得てらっしゃいます。でもそのへんにも注目して読むと、ミステリがもっと楽しくなるかもしれません。
@shiba_moto: RT @nitadorikei: とりわけ新本格派と呼ばれる作家陣は各々これが絶妙にうまいのですが、それは新本格の前に社会派の時代があり、リアリティのないものに読者側が納得しなくなったため、そういうセンスと技量がなければそもそも作品が受け入れられない状況になっていた、ということ…
@shiba_moto: RT @nitadorikei: 具体的には、大がかりなトリックが用いられ、事件関係者たちが「どうしても自分たちで捜査をし、推理をぶつけあってしまう」ことが自然に感じられる雰囲気を作るべし、という話です。これには独自の作品世界を作るセンスと技量が必要になりますが、なかなか訓練で…
@shiba_moto: RT @nitadorikei: ここで大事なのは疑問が「出ないこと(リアル)」ではなく「感じさせないこと(リアリティ)」だという点です。つまり現実に照らし合わせていけばおかしくても、読んでいる時は作品世界に引き込まれて納得していること。本格ミステリの幻想味は、このリアリティ確…
@shiba_moto: RT @nitadorikei: トリック系本格ミステリを書くにあたって一番大変なのはトリックを考案することではなく、読者に「なぜ犯人が普通の方法でなくそのトリックを用いたのか」「なぜ主人公たちは捜査を警察に任せないのか」「なぜ殺人事件なのに不謹慎と言わずに推理をぶつけあうのか…