タイトルの流行
ものごとには何でも流行があります。ファッションも言葉づかいも音楽もそう。
本のタイトルにも流行があるようです。特にライトノベルには。
ちょっと前には、かな四文字のものが数多く出版されました。例えば『とらドラ!』『シゴフミ』『いぬかみっ!』『れでぃ×ばと!』『かしこみっ!』『アキカン!』『おと×まほ』『パララバ ―Parallel lovers―』あたりがそうでしょうか。もっとたくさんあります。短縮形のものが多いことが特徴ですね。
そういった流行を作り出そうというのか、11月のMF文庫Jはすごいことになっています。
『えむえむっ!8.5』『ぷりぷり2!!』『まよチキ!』というかな四文字もの』がなんと三作も! ではありません。
- 『コトノハ遣いは囁かない』
- 『機巧少女は傷つかない1』
- 『鳳凰堂みりあは働かない!2』
- 『僕は友達が少ない2』
- 『荒瀬はるか、容赦なし!2』
という『〜ない(なし)』の豪華五作品。“ない”とか“なし”とか、よくもそろえたという印象です。
これだけそろえたのだからきっと流行るはず、とは言えない?