本屋大賞
昨日発表会があった本屋大賞。今年の大賞は伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』でした。おめでとうございます。投票結果は以下のとおり。
順位 | 作家 | 書籍名 | 出版社 | 点数 |
---|---|---|---|---|
大賞 | 伊坂幸太郎 | 『ゴールデンスランバー』 | 新潮社 | 509.5点 |
2位 | 近藤史恵 | 『サクリファイス』 | 新潮社 | 312点 |
3位 | 森見登美彦 | 『有頂天家族』 | 幻冬舎 | 280.5点 |
4位 | 吉田修一 | 『悪人』 | 朝日新聞社 | 233.5点 |
5位 | 金城一紀 | 『映画篇』 | 集英社 | 227.5点 |
6位 | 角田光代 | 『八日目の蝉』 | 中央公論新社 | 225点 |
7位 | 桜庭一樹 | 『赤朽葉家の伝説』 | 東京創元社 | 213.5点 |
8位 | 万城目学 | 『鹿男あをによし』 | 幻冬舎 | 196.5点 |
9位 | 桜庭一樹 | 『私の男』 | 文藝春秋 | 129.5点 |
10位 | 重松清 | 『カシオペアの丘で』 | 講談社 | 126点 |
[rakuten:book:12115290:image:small][rakuten:book:12098310:image:small][rakuten:book:12011745:image:small][rakuten:book:11987454:image:small][rakuten:book:12031811:image:small][rakuten:book:12233870:image:small][rakuten:book:12031817:image:small][rakuten:book:12031818:image:small]
今年受賞された伊坂さんは過去4回全てでノミネートされその作品数も6作。5回目、7作目での受賞となります。
年度 | 順位 | 書籍名 | 出版社 |
---|---|---|---|
2007年 | 4位 | 『終末のフール』 | 集英社 |
2006年 | 3位 | 『死神の精度』 | 文藝春秋 |
2006年 | 11位 | 『魔王』 | 講談社 |
2005年 | 5位 | 『チルドレン』 | 講談社 |
2004年 | 3位 | 『アヒルと鴨のコインロッカー』 | 東京創元社 |
2004年 | 5位 | 『重力ピエロ』 | 新潮社 |
投票結果を見ると、『ゴールデンスランバー』がダントツ。頭2つくらい抜け出した感じです。また、2作ノミネートの桜庭一樹さんは『赤朽葉家の伝説』『私の男』の点数を合計しても『ゴールデンスランバー』にはまったく届きませんね。
『ゴールデンスランバー』は僕を大満足させてくれた極上のエンターテインメントです。この作品が受賞することにまったく異存ありません。伊坂さんにはこれに満足せず、今度は直木賞を取って欲しいものです。
発表会の詳細はこちら→http://www.hontai.jp/