ぼくらシリーズ

 僕にとって非常に懐かしいシリーズが今年に入って新装版として刊行されていることを、数日前の新聞広告で知りました。宗田理さんの「ぼくらシリーズ」です。


 『ぼくらの七日間戦争』から始まるこのシリーズを読んだのは中学生のころだったと思うのだけれど、とてもおもしろかったです。夢中になって読みました。
 シリーズが進むにつれて敵対する相手が身近なものから大きな存在へと変化し、収集がつかなくなっていたような気もするのですが、それでもあの廃工場での大人たちとの攻防は非常に印象的です。宮沢りえ主演で映画かもされましたね。


 さて、このシリーズの中学生編11冊がポプラ社から順次刊行されるということで、早くも先月には『ぼくらの七日間戦争』『ぼくらの天使ゲーム』『ぼくらの大冒険』の3冊が刊行されています。各1,260円とちょっとお高いですが、旧版の古本でもいいのでぜひ今の中学生にも読んでほしいシリーズですね。