芥川賞・直木賞候補作発表
年が明けて4日目。今年も芥川賞・直木賞の候補作が発表になりました。
●第136回芥川賞(日本文学振興会主催)
青山七恵 「ひとり日和」(「文芸」秋号)
佐川光晴 「家族の肖像」(「文学界」12月号)
柴崎友香 「その街の今は」(「新潮」7月号)
田中慎弥 「図書準備室」(「新潮」7月号)
星野智幸 「植物診断室」(「文学界」9月号)
●第136回直木賞(日本文学振興会主催)
池井戸潤 『空飛ぶタイヤ』(実業之日本社)
荻原浩 『四度目の氷河期』(新潮社)
北村薫 『ひとがた流し』(朝日新聞社)
佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』(講談社)
白石一文 『どれくらいの愛情』(文芸春秋)
三崎亜記 『失われた町』(集英社)
芥川賞の候補作は例のごとくほとんど知らないのですが、直木賞は何と言っても北村さんが4度目の候補になったのが素直にうれしいところです。
ただし、文藝春秋出身の白石さんは固いかも。初の親子直木賞作家誕生でしょうか*1。