新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー(1)』
新城カズマさんの『サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)』を読了。
夏、幼なじみの悠有がはじめて「跳んだ」・・・3秒先へ。マラソン大会のゴールテープに触れず「跳んだ」のだ。饗子、コージン、涼、悠有、そして僕・・・「夏への扉」に集う僕たちは《時空間跳躍少女開発プロジェクト》を開始した。
困ったことにまだ1巻です。どうやら2巻までらしいですが、現時点では長い序章のよう。悠有が「跳ぶ」以外には何も起こりません。すべてが2巻への伏線のようにも採れるし、単なる青春小説のようにも解釈できます。
ただ、どうにもあまりよい予感がしないのですよ。なんだか2巻でいや〜なことが起きてBAD ENDという方向に行きそうな気が・・・本来なら輝く太陽の光が眩しいはずの夏なのに、梅雨空に低くどんよりとした雲が立ち込めているような雰囲気。
とにかく、すべては2巻です。最後まで読んだとき、この感想はがらりと変わるかもしれません。
関連作:『サマー/タイム/トラベラー(2)』
サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA (745) | |
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