倉知淳『星降り山荘の殺人』
倉知さんといえば「猫丸先輩」がすぐ思い浮かぶのですが、この『星降り山荘の殺人 (講談社文庫)』のような趣向のものもお勧めです。
舞台は雪に閉ざされ、陸の孤島となった山荘。次々とおこる殺人。犯人はこの中の誰なのか? 事件の真相は?
このあらすじを読む限り、古今東西様々なミステリ作家に使い古された設定にほかなりません。しかし、倉知淳という作家は、それを逆手にとります。
悔しがるのか、怒るのか、それはあなたしだいです。ちなみにぼくは「やられた〜」
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