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鮎川哲也賞発表

第18回鮎川哲也賞受賞作は、七河迦南(ななかわ・かなん)さんの「七つの海を照らす星」に決定したそうです。(東京創元社メールマガジンより) おめでとうございます。なんだかタイトルだけでも気になる作品です。楽しみにしています。

本屋大賞2(『ゴールデンスランバー』はどれだけダントツだったのか?)

本屋大賞の結果があまりにダントツに見えたので、過去5回の大賞受賞作を二次投票の結果で比較してみました。 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 二次投票者数 93.0 187.0 290.0 359.0 386.0 二次投票総得点数 930.0 1,870.0 1,885.0 2,333.5 2,509.0 大賞…

本屋大賞

昨日発表会があった本屋大賞。今年の大賞は伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』でした。おめでとうございます。投票結果は以下のとおり。 順位 作家 書籍名 出版社 点数 大賞 伊坂幸太郎 『ゴールデンスランバー』 新潮社 509.5点 2位 近藤史恵 『サクリファ…

4月の文庫刊行予定を見て

講談社文庫が気になります。『水車館の殺人』の新装改訂版はいつかは出るだろうと予想できましたが、『8の殺人』『長い家の殺人』『マジックミラー』『密閉教室』の新装版がそろって出るなんて。新本格第一世代の講談社デビュー作が一斉に。よほど力が入って…

横溝正史賞発表

第28回横溝正史ミステリ大賞が発表されました。選考の結果、大賞は該当作なし、テレビ東京賞に望月武さんの「テネシー・ワルツ」が選ばれました。 おめでとうございます。ますますがんばってください。

大藪春彦賞発表

昨日、第10回大藪春彦賞が発表されました。 近藤史恵 『[rakuten:book:12115290:title]』 新潮社 →既読感想 福澤徹三 『[rakuten:book:11931844:title]』 角川書店 おめでとうございます。 近藤さんの『サクリファイス』はサイクルロードレースを取り上げた…

作家の藤田宜永さん、小池真理子さん宅で火災

よりによってこの日に、直木賞作家夫妻の家で火事なんて驚きです。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080116/dst0801162147011-n1.htm http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080117k0000m040111000c.html 藤田宜永・・・・2001年、『愛の領分』…

芥川賞決定

第138回芥川龍之介賞は川上未映子さんの「乳と卵」に決定したそうです。おめでとうございます。

直木賞決定

第138回直木三十五賞は桜庭一樹さんの『私の男』に決定したそうです。おめでとうございます。 正直、もう1回スルーされるかと思っていました。

芥川賞、直木賞候補発表

第138回芥川龍之介賞、直木三十五賞の候補作が発表されました。 【芥川賞】 川上未映子 「乳と卵」 (「文學界」12月号) 文藝春秋 田中慎弥 「切れた鎖」 (「新潮」12月号) 新潮社 津村記久子 「カソウスキの行方」 (「群像」9月号) 講談社 中山智幸 「…

天城一さん逝去

ミステリ作家の天城一さんがお亡くなりになったそうです。88歳。晩年になってその作品が『[rakuten:book:11262594:title]』や『島崎警部のアリバイ事件簿 [ 天城一 ]』としてまとめられ、高い評価を得たのは記憶に新しいところです。残念としか言いようがあ…

打海文三さん逝去

先ほど、作家の打海文三さんの訃報を知りました。9日早朝に、心筋梗塞とのこと。驚きました。打海さんの作品は読んだことがないけれど、いろいろな方の書評や感想を拝見し、スケールの大きな作品を書かれるかただと思っていました。いつか読みたい、そう思わ…

服部まゆみさん逝去

服部まゆみさんがお亡くなりになったと、昨日七生子さんの「今日はちょうどよい日和だから」経由で知りました。ちょっと驚き、大ショック。 服部さんは幻想的な作品を書かれるミステリ作家であると同時に、銅版画家としても知られた存在でした。 僕は服部さ…

有栖川有栖、新刊タイトルは

東京創元社メールマガジンによると有栖川有栖さんの江神シリーズ待望の新刊は『女王国の城』だそうです。9月に、創元クライムクラブで。 『双頭の悪魔』以来、15年半ぶりの新刊です。みなさん待ってました、よね。

直木賞決定

第137回直木三十五賞は松井今朝子さんの『吉原手引草』に決定したそうです。おめでとうございます。

芥川賞決定

第137回芥川龍之介賞は諏訪哲史さんの「アサッテの人」に決定したそうです。おめでとうございます。

芥川賞・直木賞候補作発表

第137回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作が発表になりましたね。どちらも選考委員会は7月17日です。 第137回芥川龍之介賞候補作 円城塔 「オブ・ザ・ベースボール」 文學界六月号 川上未映子 「わたくし率 イン 歯ー、または世界」 早稲田文学0 柴崎友香…

藤原伊織さん死去

『テロリストのパラソル』で直木賞と乱歩賞をW受賞された藤原伊織さんが17日、食道癌のため亡くなられたそうです。 癌とは聞いていましたが、作品も順調に出版されていたようだったので驚きました。 ご冥福をお祈りします。

おそくなりましたがまとめておめでとうございます

ちょっとPCの前を離れたら、随分発表されていました。 第53回江戸川乱歩賞は曾根狷介さんの『沈底魚』。 第20回三島由紀夫賞は佐藤友哉さんの『1000の小説とバックベアード』。 第20回山本周五郎賞は恩田陸さんの『中庭の出来事』と森見登美彦さんの『夜は短…

日本推理作家協会賞

前評判が高かった桜庭一樹さんの『赤朽葉家の伝説』が第60回日本推理作家協会賞の長編および連作短編集部門を受賞したそうです。おめでとうございます。 読まねば・・・ http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3648 ※ 5月15日追記 評論その他の部門…

日本推理作家協会賞候補

第60回日本推理作家協会賞の候補も発表になっています。 【長編および連作短編集部門候補作】 桜庭一樹 『赤朽葉家の伝説』 東京創元社 辻村深月 『ぼくのメジャースプーン』 講談社 樋口有介 『ピース』 中央公論新社 森谷明子 『七姫幻想』 双葉社 柳広司 …

山本周五郎賞候補

第20回山本周五郎賞候補作が発表になっています。 恒川光太郎 『雷の季節の終わりに』 角川書店 森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』 角川書店 恩田陸 『中庭の出来事』 新潮社 伊坂幸太郎 『フィッシュストーリー』 新潮社 楡周平 『陪審法廷』 講談社 選考…

鮎川哲也賞発表

昨日、東京創元社から第17回鮎川哲也賞の受賞作が発表になりました。 山口芳宏 『雲上都市の怪事件』 おめでとうございます。 選考経過の詳細は10月発売の「ミステリーズ!vol.25」に掲載されるそうです。

本屋大賞

随分遅くなっちゃいました。 発表当日(5日)は楽天で授賞式を中継するというので、なんとかその時間までに帰宅しようとしたのですが、家に着いたときには既に時計は8時を回り、中継は受賞された佐藤さんのサイン会、撮影会と化していました。 で、皆様ご存…

吉川英治賞

もう何日も前に書いたつもりでいたのですがまだだったので。第41回吉川英治文学賞、第28回吉川英治文学新人賞が発表になりました。 http://www.kodansha.co.jp/award/yoshikawa.html 第41回吉川英治文学賞 宮部みゆき 『名もなき毒』 幻冬舎 第28回吉川英治…

吉川新人賞と本ミス大賞

桜庭一樹さんの『赤朽葉家の伝説』(東京創元社)が第28回吉川英治文学新人賞の候補作になったそうです。(情報元:桜庭一樹オフィシャルサイト Scheherzade 2007年2月5日の日記) 当然ほかにももう少し候補作はあると思うのですが、ここは桜庭さんにぜひ・…

本屋大賞ノミネート作品発表

昨日、本屋大賞のノミネート作品が発表になっていました。 〜2007年本屋大賞ノミネート作品〜 佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』 講談社(直木賞候補作) 三崎亜記 『失われた町』 集英社(直木賞候補作) 劇団ひとり 『陰日向に咲く』 幻冬舎 三浦しをん 『風…

芥川賞発表

先ほど、第136回芥川賞が発表になりました。 青山七恵さんの「ひとり日和」です。 http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/ おめでとうございます。 そして、惜しくも受賞ならなかった方々、残念でした。 ところで、「ひとり日和」は河出の「文藝秋号」掲…

直木賞発表

先ほど、第136回直木賞は授賞作なしと発表になりました。 http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm うーん、誰でもいいから受賞させてくれたほうが納得できたかも。って言うか、販促による業界の発展を考えたら受賞させるべきでは。 北村ファンとし…

芥川賞・直木賞候補作発表

年が明けて4日目。今年も芥川賞・直木賞の候補作が発表になりました。 ●第136回芥川賞(日本文学振興会主催) 青山七恵 「ひとり日和」(「文芸」秋号) 佐川光晴 「家族の肖像」(「文学界」12月号) 柴崎友香 「その街の今は」(「新潮」7月号) 田中慎弥 …