2014-12-16から1日間の記事一覧

明利英司『旧校舎は茜色の迷宮』

高校の人気男性教諭小垣が、旧校舎の窓から転落し亡くなった。そこはちょうど一年前、女性教諭宇津木が殺害された教室。小垣と親しかった秋美は、空手部の渋谷や生徒会長の木吉とともに二人の死の真相を追うが、事件は複雑に絡み合っていく・・・・・・ 第6…

松崎有理『就職相談員蛇足軒の生活と意見』

ホラホラ属の分類という特異な研究を続けてきたシーノ。博士号を持っていても役に立たず、就職はうまくいかない。ふと見かけた「秘書募集」の貼り紙に応募してみたところなんと採用されてしまったが、それは「嘘道」なるものの家元の秘書だった。家元には特…

坂木司『ホリデー・イン』

学校で「お母さん」と呼ばれる進。それが元で学校で大喧嘩を起こしたこともある。おとこらしさってどういうものだろう。そう考えると、無性に父親に会いたくなってきた。死んだことにされている父親に。顔も名前も知らない父親に・・・・・・(「前に、進」…

麻耶雄嵩『隻眼の少女』

死に場所を求め、栖苅村へやってきた大学生の種田静馬。この村で起きた殺人事件で疑われた彼を救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげだった。水干姿の彼女は静馬を助手として、父親を犠牲にしながらも事件を解決し村を去った。だが、事件から18年後、惨劇…

有川浩『ストーリー・セラー』

本が好きな彼が偶然読んでしまった、彼女が書いた小説。それはとても素晴らしいもので、ほれ込んだ彼は投稿を勧める。人に読まれることにコンプレックスを持っていた彼女がしぶしぶ受け入れた結果、その小説は賞を受け、彼女はたちまち人気作家への道を登っ…

12月の購入予定

12/4 小路幸也 『旅者の歌 始まりの地』 幻冬舎文庫 12/4 古野まほろ 『天帝のみぎわなる鳳翔』 幻冬舎文庫 12/4 麻見和史 『女神の骨格 警視庁捜査一課十一係』 講談社ノベルス 12/5 探偵小説研究会/編著 『2015 本格ミステリ・ベスト10』 原書房 12/5 石…

11月のまとめ

11/12 麻耶雄嵩 『さよなら神様』 文藝春秋 今月の読了本はたった1冊、購入は17冊でした。 今年の累計では読了は58冊、うち積読消化は34冊、購入は171+2冊です。

11月のお買いもの

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11/7 宮部みゆき 『ソロモンの偽証 第三部 法廷 上』『ソロモンの偽証 第三部 法廷 下』 新潮文庫 中村航 『デビクロ通信200』 小学館文庫 有栖川有栖 『高原のフーダニット』 徳間文庫 坂木司 『ウィンター・ホリデー』 文春文庫 若竹七海 『さよならの手口…